管理人のイエイリです。
iPhone 12 ProやiPad Proに搭載されている「LiDAR」による点群計測機能、設計や施工管理のツールとして建設関係者の注目を集めています。
例えば、2021年6月16日付けの当ブログ記事で紹介したオプティム(東京本社:東京都港区)の「OPTiM Geo Scan」は、RTK-GNSS受信器と連携し、公共座標系による3D点群データを簡単に計測できます。
このほど、このGeo Scanで計測した点群データを、さらに簡単に処理できるようになりました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
点群処理クラウド「ScanX」
と連携したのです。(オプティムのプレスリリースはこちら)
ScanXは、スキャン・エックスが開発・提供する3次元点群データ処理用のクラウドサービスです。
月額約3万円という低価格ながら、点群から地表面や植栽、建物などを自動的に分類するフィルターや、断面図の作成、点群と3Dモデルの比較によるヒートマップの作成など、充実した機能が備わっています。(詳細は2020年9月16日付けの当ブログ記事を参照)
両社のシステムが連携したことで、現場での点群計測から点群データの編集、そして
発注者との点群データ共有
までの一連の機能を、「OPTiM Geo Scan」のアカウントだけでシームレスに使えるようになりました。
iPhoneやiPadで計測した点群データが公共座標化し、さらにクラウドで処理や共有が行われるようになると、現場の調査や施工管理などの業務は、さらに効率的に行えるようになりそうですね。
気になるお値段は、下記をご参照ください。
両社は2021年9月15日(水)の16時~17時、サービス連携について解説する無料ウェビナーを開催する予定です。新しい時代の点群活用はどうなるのか、気になる方は参加してみてはいかがでしょうか。
申し込みはこちら→https://hubs.li/H0W8R960