ホロラボが3D都市モデルで作る「みんキャプ」祭り開催! あの「PLATEAU」も協力
2021年11月18日

管理人のイエイリです。

2020年に発売されたiPhone 12 Pro やiPad Proには、「LiDAR(ライダー)」と呼ばれる3Dスキャナーが搭載されており、これを使うとまるで写真を撮るように、周囲の風景や建物などを3Dモデルとして記録することができます。

かなり、精度もいいので建設関係者の間では、施工管理に使うなど、この機能が急速に注目されつつあります。

LiDARが搭載されたiPhone 12 Pro(写真:Apple)

iPhoneのLiDARで3Dモデル化したトーチカ(資料:岩間輝氏)

一方、今年は国土交通省が都市の3Dモデル「PLATEAU(プラトー)」を無料公開し、こちらも建築・土木関係者のみならず、ゲームクリエーターなど多業種の人にも注目されています。

国土交通省が無料公開した3Dモデル「PLATEAU」(資料:国土交通省)

ホロラボ(本社:東京都品川区)とアナザーブレイン(本社:長野県富士見町)は、これらの話題の技術、サービスを合体させた新タイプのお祭り「みんキャプ」を企画し、2021年11月15日に始めました。

PLATEAUの街並み上に、iPhoneでスキャンした3Dモデルをアップして、

ナ、ナ、ナ、ナント、

みんなで3D都市を作ろう

という、オンライン祭りなのです。(ホロラボのプレスリリースはこちら

3D都市モデルをみんなで作るオンライン祭り「みんキャプ」のウェブサイト

祭りのコンセプトは、「みんなで今を切り撮って、保存して、共有して楽しむムーブメント」です。

具体的な方法はまず、iPhoneのLiDARや、写真から3Dモデルを作るフォトグラメトリーなどで周辺の建物や風景などを3Dモデル化します。

次に、その3Dモデルに公共座標系の位置情報を付けて、PLATEAU互換のデジタルツインサービス「toMap」のベータ版にアップするという手順です。

例えば、近所にある神社の階段や鳥居をスキャンしてアップすると、下のようにPLATEAUの街並みと合体したモデルになります。

PLATEAUの街並みにiPhoneのLiDAR機能で作成した階段の3Dモデルを配置した例(以下の資料:ホロラボ)

また、もう少し大規模に、商店街全体や史跡全体を3Dモデル化してアップすることもできます。

東京・大塚周辺の街並みをスキャンした3Dモデルアップした例

そして、「みんキャプ」祭りを盛り上げるために、

応募作品を審査・表彰

するイベントなども計画しています。

この「みんキャプ」を支援するパートナー企業として、すでに東急が参加しており、東急沿線の「駅のまわり」の今を切りとった作品を対象に「全力東急賞」というパートナー賞を提供する予定です。

現在、決まっている審査員。PLATEAUの“中の人”である国土交通省都市局都市政策課課長補佐の内山裕弥さんや、フォトグラメトリーの名人、ホロラボの藤原龍さんが確定している

iPhoneのLiDAR機能や、PLATEAUの活用に一歩、踏み出したい方は、「みんキャプ」に参加すると、その技術や方法が一通りわかりそうです。

LiDAR付きのiPhoneやiPadを持っている人や、ドローンで3D計測している人などは、参加してみてはいかがでしょうか。

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