管理人のイエイリです。
ロシアがウクライナに侵攻し、核兵器の使用も取りざたされ、唯一の被爆国、日本からの平和に対する情報発信が問われています。
しかし、コロナ禍により海外から広島平和記念資料館や原爆ドームなどを訪れるのは難しくなっています。
そこで、マーターポート社(Matterport、本社:米国カリフォルニア州)と広島テレビ放送は2022年3月7日、広島観光連盟や広島市の協力を得て、「デジタル3Dコンテンツin平和記念公園」を公開しました。
広島平和記念資料館やレストハウス、原爆の子の像などを
ナ、ナ、ナ、ナント、
デジタルツイン化
し、世界中どこからでもバーチャル訪問ができるようにしたのです。(Matterportのプレスリリースはこちら)
このコンテンツでは、広島平和記念資料館の内部を360°画像で撮影してつなぎ、ウオークスルーできるようになっています。
いろいろな展示場所で立ち止まり、周囲を360°眺めたり、展示品の説明を読んだりと、実際に記念資料館を訪ねてみるのと同じような体験が可能です。
またレストハウスや原爆の子の像は、3Dモデル化されいろいろな角度から見ることもできます。さらにレストハウス内の換気状況をCFD(熱流体解析)した動画で確認できるようになっています。
そして、デジタルならではのコンテンツとして、
原爆投下前の街並み
も、VRで再現されているのです。
リアルな資料館をデジタルツイン化することで、世界中どこからでもバーチャル訪問できるようになりました。
被爆国日本から世界に対する情報発信で、VRは強力なコンテンツになるとともに、コロナ後は現地を訪問したいと思う人も増えるという効果も期待できそうです。
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