低価格な点群処理クラウド「ScanX」に新機能! 3Dメッシュ化や樹木管理が可能に
2022年12月2日

管理人のイエイリです。

iPhoneやiPadの上位機種に搭載されている「LiDAR」機能を使って、現場などを点群計測する技術者や建築士などが増えています。

これまでの点群計測には、数百万円もする3Dレーザースキャナーなどが必要だったのに、十数万円で買えるiPhoneで手軽に点群計測が可能になったことで、現場の点群計測はぐっと敷居が低くなりました。

高知・奈半利町に本社を置く礒部組も、iPhoneやiPadによる現場の点群計測を行っている(写真:家入龍太)

高知・奈半利町に本社を置く礒部組も、iPhoneやiPadによる現場の点群計測を行っている(写真:家入龍太)

また、計測した点群データを、BIM/CIMソフトなどで使用するための後処理も、簡単かつ低価格で行えるようになってきました。

ローカスブルー(本社:東京都渋谷区)は、点群の様々な処理を低価格で行える同社のクラウドサービス、「ScanX」に、

ナ、ナ、ナ、ナント、

点群を3Dメッシュ

に変換する「3Dメッシュ生成機能」(ベータ版)を追加したのです。(ローカスブルーのプレスリリースはこちら

ScanXの3Dメッシュ生成機能で作成された夫婦岩の3Dモデル。入り組んだ3D構造も簡単にメッシュ化できる(以下の資料:ローカスブルー)

ScanXの3Dメッシュ生成機能で作成された夫婦岩の3Dモデル。入り組んだ3D構造も簡単にメッシュ化できる(以下の資料:ローカスブルー)

使い方は簡単です。3DレーザースキャナーやiPhoneのLiDARなどで計測した3D点群データを、ScanXにアップロードし、「メッシュ生成ボタン」を押すだけで、メッシュモデルを自動生成します。

ScanXには、点群を地表面や樹木、建物などに自動分類(クラス分け)する機能がついているので、クラスごとに異なるパラメーターを設定しておけば、目的に合った最適なメッシュモデルを作成できるのもポイントです。

作成したメッシュデータは、glb、gltf、obj、off、ply、stl の各ファイルフォーマットで出力できます。

樹木や建物からなる「モネの庭」の点群をメッシュ化し、ScanXのベースマップ上に配置した例

樹木や建物からなる「モネの庭」の点群をメッシュ化し、ScanXのベースマップ上に配置した例

点群からビル群などを抽出し、メッシュ化した例

点群からビル群などを抽出し、メッシュ化した例

このほか、ScanXには最近、森林の点群データから、

樹木を1本ずつ自動抽出

する「樹木解析」機能も搭載されました。(ローカスブルーのプレスリリースはこちら

森林の点群データから樹木1本ずつを分けて認識する「樹木解析」機能

森林の点群データから樹木1本ずつを分けて認識する「樹木解析」機能

使い方は、ScanXに森林の点群データをアップロードし、「樹木解析」ボタンを押すだけです。

すると、樹木の本数やXYZ座標、樹高などを自動算出し、CSVデータなどでダウンロードできます。

樹木1本ずつのデータがCSVデータで取り出せる

樹木1本ずつのデータがCSVデータで取り出せる

こうした点群の高度な自動分類が可能になったのは、ScanXに深層学習を使った機能が導入されたからです。その結果、電線や電柱、自動車、歩行者までも分類できるようになりました。

樹木解析や深層学習の機能は、農学博士号を持つ同社のリードデータサイエンティスト、板倉健太氏が、東京大学大学院時代に研究・開発を行ったものです。

街並みの点群データから、電柱や電線、自動車などの点群を自動分類したイメージ

街並みの点群データから、電柱や電線、自動車などの点群を自動分類したイメージ

同社は、2022年12月5日(月)~7日(水)に東京ビッグサイトで開催される「建設DX展」にローカスブルーとしてブース(小間番号20-1)を出展し、これらの機能を展示します。

建設ITワールドブース(小間番号:19-1)の隣ですので、併せてお越しをお待ちしております。(登録不要の無料 e招待券はこちら

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