管理人のイエイリです。
最近、テレビニュースなどでよく見聞きするのが、資材や車両などの盗難被害です。
屋外の建設現場や資材置き場は、人がいなくなる夜間や休日も、建設資材や工具、車両などを置いたままにする必要があるため、ドロボーに狙われやすいという課題があります。
そこで、防犯支援事業を行うイノベーター(本社:東京都渋谷区)は、こうした場所で盗難などにあいにくい屋外防犯カメラシステムを発売しました。
現場を映像と音で記録するだけでなく、
ナ、ナ、ナ、ナント、
しゃべるカメラ
なのです。(イノベーターのプレスリリースはこちら)
この「しゃべるカメラ」はAI(人工知能)でクルマと人だけを認識し、設定されたラインを越えたときには、赤白の発光ダイオード(LED)が点滅し、サイレン音がなる中「侵入者を検知! 緊急通報中」と、人間の言葉で警告を発するのです。
ラインは資材置き場の入り口などに沿って設定する「ライン警戒」と、あるエリアを囲むように設定する「ボックス警戒」が選べます。
また、ラインを越える方法を識別して、入ってくる人や車だけに警告することができるほか、タイマー設定で昼間は「いらっしゃいませ」と言っていたのが、夜は「立ち入り禁止です」などと切り替えることも可能です。
カメラがとらえた映像や音声は、スマートフォンやパソコンに送ってリアルタイムで確認することも可能です。
そして、いざ、犯人が盗みに及ぼうとしたときには、
自分のナマ声で
「警察に通報しますよ」と警告することもできるのです。
同社によると、盗難の被害に遭わないコツは、犯人が「下見」の段階で目を付けられないようにしておくことだそうです。
下見のとき、警報がなったりすると、ナマ声で注意されたりすると、さすがのドロボーもひるんでしまい、ターゲットからはずすことになりそうですね。
気になるお値段ですが、同社のプロモーションビデオによると、カメラ1台と録画装置(4ch)のセットで、通常現金価格23万5000円(税別)、カメラ4台セットで同45万円(同)とリーズナブルです。現在はさらに割引キャンペーンも行っているとのことです。また、リースもあります。