管理人のイエイリです。
ドローン(無人機)の弱点は、バッテリー容量の制約で長時間の連続飛行ができないことです。
この問題を解決するため、ドローン事業を手がけるエアロセンス(本社:東京都文京区)と、親会社で自動運転車を開発するZMP(本社:東京都文京区)は、
ナ、ナ、ナ、ナント、
ドローンに電源ケーブル
をつなぎ、有線給電する方法を開発しました。
地上で電源を供給するのは、発電機を搭載した自動運転車です。
このシステムでは、エアロセンス製のドローンに、ZMP製の自動運転車「RoboCar MV2」や、台車のような形をした物流支援ロボット「CarriRo」を連携させています。
これなら発電機の燃料がなくならない限り、長時間飛行できますね。
そして、空からはドローン、地上からは自動運転者と、それぞれ違う視点で現場を監視し、必要に応じて空と地上を自由に移動できる点もメリットです。
で、気になるのは長いケーブルによって電力がロスしないかどうかですが、
地上で400Vに昇圧
して送電し、ドローンではコンバーターで電圧を落として使っているのです。
電圧を高くすると、電流によるケーブルの発熱や電力のロスを少なくできそうですね。また、ドローンがケーブルにつながっていると安定して飛行できるほか、強風で行方不明になる危険性も少なくなりそうです。
両社は今後、インフラ管理や警備のリーディングカンパニーと協業し、重要インフラ施設やイベント会場周辺の効率的な巡視を実現していく方針です。
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