管理人のイエイリです。
工事写真やCAD図面など大量のデータ管理にバッファローのネットワーク接続ストレージ「TeraStation」(NAS)を使っている建設会社や建築設計事務所は多いのではないでしょうか。
TeraStationは複数の内蔵ハードディスクドライブ(HDD)を「RAID」接続することで、1~2台のHDDが故障してもデータは失われない構造になっています。
しかし、TeraStation自体が盗難に遭ったり、設置している事務所が火災や洪水などの被害に遭ったりすると、お手上げですね。
そこでデータセンター事業を展開するカゴヤ・ジャパン(京都市中京区)は、TeraStationユーザーを対象にした新サービスを始めました。
企業などが使っているTeraStationのデータを、
ナ、ナ、ナ、ナント、
クラウド上のTeraStation
でバックアップしてくれる「TeraStationリモートバックアップサービス」というものなのです。
「TeraStationリモートバックアップサービス」のイメージ(TeraStationの写真:バッファロー) |
同社のデータセンターに配置したTeraStationに、ユーザーの手元にあるTeraStationのデーにバックアップすることで、もしもの災害時やファイルの上書きなどのオペレーションミス対策に利用できるサービスです。
また、ユーザー側の「TeraStation」を2台構成(冗長化)にすることで、1台の「TeraStation」に故障や障害が発生した場合でも、継続的な運用が可能なプランも用意しています。
TeraStationというと据え置き型のものをイメージしがちですが、データセンター側に設置するのは、
ラックマウント型
のTeraStationです。恥ずかしながら、ブレードサーバーのようなTerraStationがあることをこのニュースで初めて知りました。
TeraStationリモートバックアップサービスの料金ですが、TeraStationの容量と回線スピードによって分かれており、2TBプランが初期費用 8万4000円 / 月額費用 6万3000円、占有10M回線が月額4万2000円などとなっています(価格は税込み)。
使い慣れたTeraStationがクラウドでバックアップを取ってくれるとなると、安心ですね。
【TeraStationリモートバックアップサービス内容】(資料:カゴヤ・ジャパン)
<プラン> <回線> |