サイフもスリムに!三菱電機のクラウド型入退室管理システム
2013年5月20日

管理人のイエイリです。

ビルのテナント企業にとって、従業員がビルに出入りできるようにするセキュリティーカードの管理は、ビル管理会社を通して行う必要があるなど、何かと手間がかかります。

そこで、三菱電機は、この入退室管理を手軽に行えるID管理サービス「DIASMILE(ダイヤスマイル)」を開発し、今日(5/20)からサービスを開始することになりました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

クラウドコンピューティング

 

を使って、テナント企業が自社の端末からセキュリティーカードの権限付与や執行、通行履歴などをウェブブラウザーで管理できるのです。

また、ビル共用部専用のセキュリティーカードも不要となり、カード1枚でテナントの専有部とビル共用部の入退室ができるようになります。

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クラウドID管理システム「DIASMILE」の概念図(資料:三菱電機)

このサービスは三菱電機グループのオンデマンドITサービス「DIAXaaS(ダイヤエクサース)」の1つで、運営・販売・保守は三菱電機インフォメーションテクノロジーが担当します。

クラウドサービスならではのよさとしては、セキュリティーカード管理システムのサーバーや管理者が不要になり、省スペース化やメンテナンスコストの削減が可能といったメリットがあります。

さらに、他のビルの入退室を一元管理できるので、本社や支社、支店など点在するオフィスであっても、

 

1枚のカードで

 

複数のビルに出入りできるようになります。

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複数のビルの入退室管理を一元化したイメージ(資料:三菱電機インフォメーションテクノロジー)

カードが多いとサイフも厚くなり、紛失したときも気づきにくい面があります。今年3月に交通系ICカードの全国相互利用サービスが始まり、出張などでいろいろな都市を訪れる人には便利になりました。

今後は病院の診察券や印鑑証明発行用カード、そして様々な店舗のポイントカードも、統合してもらえるとサイフがスッキリし、管理も行き届きそうですね。

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