管理人のイエイリです。
最近はスマートフォンでも高画質な写真や動画が撮れるようになりましたが、ビデオカメラもそれに負けずと進化しています。
ソニーが6月21日に発売するデジタルビデオの新製品、「ハンディカム HDR-GW88V」は、さらに撮影できる場所が増えました。従来からの防じん(JIS保護等級5)、耐衝撃性能(高さ1.5mからの落下)に加えて、
ナ、ナ、ナ、ナント、
10m防水と-10℃までの低温
に耐える性能が追加されたのです。
本格的な工事用デジタルカメラに匹敵する強じんさですね。
「ハンディカム HDR-GW88V」の外観(写真・資料:ソニー。以下同じ) |
レンズには高性能の「Gレンズ」を搭載し、撥水性にすぐれたフッ素コートを施してあるので、水はけがよくなっています。最大広角は29.8mm(35mm換算)ですが、別売りの防水ワイドコンバージョンレンズ(VCL-HGE08G。税込み希望小売価格7350円)を装着すると、23.8mm(同)の広角に変身します。
広角を23.8mmまで広げる防水ワイドコンバージョンレンズ VCL-HGE08G |
また、GPS機能を内蔵しているので、撮った動画や静止画は、地図とひも付けて管理することも可能です。デジタル写真と同様に、あちこちの現場で撮影した動画を管理するのが楽になりそうです。
GPS機能を内蔵しているので撮影した動画を地図上に整理し、簡単に探せる |
面白い機能としては、
小型プロジェクターを内蔵
していることです。現場で撮影した動画を、現場事務所のホワイトボードなどに映して、ちょっとした会議などを行うのに便利に使えそうですね。
撮影したビデオを最大100インチの画面に投影して見ることができます。
プロジェクター機能。ビデオの底に折りたたみ式のスタンドが付いています(左)。投影できる大きさ(右) |
|
プロジェクターの使用イメージ。現場では会議室などで使うことが多くなりそうです |
気になるお値段ですが、オープン価格です。一例として、ソニーストアでの販売価格は5万9800円(税込み)と、リーズナブルです。現場で施工管理や安全管理などを担当する人には、使いやすいかもしれませんね。