管理人のイエイリです。
タブレットPCは携帯には便利ですが、まとまった文章を入力するときは、やはりキーボードが便利です。
そこでタブレットPCにキーボードを外付けできるマイクロソフトの「Surface Pro」、タブレットPC部分をキーボード部分から取り外して使える東芝の「dynabook V713」などの製品が各社から発売されています。
タブレット端末の代表選手であるiPadも例外ではありません。このほどバッファローは、iPad専用のBluetoothキーボード「BSKBB19BK」を発売しました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
iPadをノートPCのように
使えるのです。
iPad専用Bluetoothキーボード 「BSKBB19BK」の使用例。iPadをまるでノートパソコンのように使えます(写真・資料:バッファロー。以下同じ) |
要は、iPadのカバーにBluetoothキーボードを取り付けたものです。使用時はiPadを立てるスタンドとなり、キーピッチ17.5mmのキーボードで快適な入力ができます。また、収納時はiPadの液晶画面を保護するカバーになります。
カバーを閉じるとiPadが自動的にスリープ状態になり、開くとすぐに復帰します。対応機種はiPad Retinaディスプレイモデル、iPad(2012年春発表モデル)、iPad 2です。
カバーを開いたところ。上の部分を三角形にたたんでスタンドにします |
スタンドにしたところ |
収納時に折りたたんだところ |
ワイヤレスキーボードはBluetooth3.0 class2に対応しており、最大10m離れたところから使えます。その電源はキーボード内部に収納されたリチウムポリマー電池。1.5時間でフル充電でき、1回の充電で約2カ月間も使えます。
充電しているのはiPadではなく、キーボードの方です |
キーボードはパソコンのように英語配列になっています。注目すべきは、iPadに対応した
17種類のファンクションキー
を搭載していることです。
例えば、画面のスクリーンショット保存やファイルの検索、コピー/ペーストなどの操作を「fn」キーを押しながら青文字のキーを押すことで様々な操作ができます
英語配列のキーボード |
ファンクションキーの機能 |
iPadも本格的なキーボードとスタンドが付くことで、ノートパソコンのように生産性が上がりそうですね。タブレットの機動力とキーボードの操作性をいかに両立するかの製品開発競争は、しばらく続きそうです。
ちなみに、この製品の定価は9765円(税込み)ですが、バッファローの直販サイトでは6980円(同)で販売しています。出荷開始は6月中旬の予定です。