管理人のイエイリです。
最近はノートパソコンだけでなく、タブレット端末やゲーム機など、様々な機器を持ち歩く人が増えてきました。
しかし、建設関係者が出張先で泊まるホテルは電波事情が悪く、しかも有線LANポートしかないのでWi-Fiで接続する機器が使えないという場合もあります。
そんな時に便利に使えるホテル用Wi-Fiルーター「WRH-H300シリーズ」がエレコムから8月上旬に発売されることになりました。ホテルの部屋にある有線LAN回線にこれをつなぐと、
ナ、ナ、ナ、ナント、
自前のWi-Fi環境を構築
できるのです。
ホテル用無線ルーター「WRH-H300」。色はブラックとホワイトがある(写真・資料:エレコム。以下同じ) |
使用イメージ(左)と有線LAN回線への接続イメージ(右) |
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小型軽量な本体(右)。コンパクトなACアダプターが付属している(右) |
本体のサイズは68.9mm×64mm×14.5mmとコンパクトで、重さはわずか35g。電源には付属のACアダプターまたはUSB micro-Bに対応したスマホ用ACアダプターが使えます。
パソコンやタブレットなど10台までを同時に接続できます。「WPS機能」を搭載しているため、WPSに対応したWi-Fi機器はボタンを押すだけで接続できます。また、App StoreやGoogle Playで入手できる専用アプリ「QR link」により、QRコードを読み込むだけでスマホやタブレットのWi-Fi接続が可能です。
10台まで機器を同時接続できる(左)。スマホやタブレットはQRコードの読み込みで接続可(右) |
Wi-Fiの電波周波数には、つながる機器が多い2.4GHzと電波干渉に強い5GHzの両方を採用しています。通常は「2.4GHz+5GHz同時通信モード」(通信速度:150Mbps)に設定しておくと汎用性が高く、便利に使えます。
さらに高速通信が必要な時には、2.4GHzまたは5GHzの専用モードに切り替えることにより、
300Mbpsに高速化
することも可能です。
2.4GHzまたは5GHzの専用モードに切り替えると300Mbpsに高速化できる |
仕事でも便利に使えますが、これから夏休みに家族で旅行に出掛ける人はこれ1台を持って行くと、お父さんやお母さんの仕事から子どものゲーム機まで、1本のLAN回線を有効に使えそうですね。気になるお値段は、7688円(標準価格、税込み)です。
また、エレコムでは同種の製品ラインナップを用意しており、2.4MHz専用でよければ「WRH-300」(通信速度:300Mbps、標準価格:4473円)、「WRH-150」(通信速度:150Mbps、標準価格:3832円)もありますよ。
姉妹製品の「WRH-300」(左)と「WRH-150」(右)もある |