管理人のイエイリです。
アイロボット社といえば、ロボット掃除機「ルンバ」の開発元として知られています。
同社の日本総代理店のセールス・オンデマンドは7月4日、ルンバの弟分ともいうべき新型ロボット「ブラーバ380j」をアイロボットストア公式サイトから発売しました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
床の拭き掃除
を自動的に行ってくれるロボなのです。
幅244mm×奥行き216mm×高さ79mmの本体裏にクロスを取り付け、ルンバのように室内を自動的に移動しながら拭き掃除を行います。
ボタンで水拭き(ウェットモード)とから拭き(ドライモード)を切り替えることができます。
ウエットモードでは、人がモップがけをするように前後に動きながら移動します。内蔵タンクの水をクロスに補給しながら水拭きを行うので、途中でクロスが乾いてしまうことはありません。
また、ドライモードでは直進しながら障害物のところでターンを繰り返し、平行移動しながら清掃します。
ブラーバは、搭載されている各種センサーで部屋の形や家具の配置などを把握し、マッピングしながら部屋全体や入り組んだ家具の間まで、床面を隅々まで掃除します。
さらにこの製品では、位置情報を高精度に把握するため、「NorthStar キューブ」という機器が付属しています。
NorthStarキューブを部屋の中の高い位置に置くと、天井に2点の赤外線ポイントが照射され、ブラーバが受信します。
これが
GPSのような働き
をして、ブラーバ自身が正確に位置情報を把握し、次にどこを掃除すればよいのかを判断します。
まるで情報化施工のGPS計測などで使われる「基準局」のようですね。
NorthStarキューブは1個追加することができ、最大で約112畳まで清掃範囲を拡大することができます。ただし、ウエットモードでは水に限りがあるので最大約20畳の範囲になります。
気になるお値段は3万3000円(税別)です。フローリングなどの床掃除が楽になりそうですね。