“天井GPS”で高精度走行!アイロボット社の床ふきロボ「ブラーバ380j」
2014年7月7日

管理人のイエイリです。

アイロボット社といえば、ロボット掃除機「ルンバ」の開発元として知られています。

同社の日本総代理店のセールス・オンデマンドは7月4日、ルンバの弟分ともいうべき新型ロボット「ブラーバ380j」をアイロボットストア公式サイトから発売しました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

床の拭き掃除

 

を自動的に行ってくれるロボなのです。

7月4日に発売された床ふきロボット「Braava(ブラーバ)380j」(写真・資料:セールス・オンデマンド。以下同じ)

7月4日に発売された床ふきロボット「Braava(ブラーバ)380j」(写真・資料:セールス・オンデマンド。以下同じ)

幅244mm×奥行き216mm×高さ79mmの本体裏にクロスを取り付け、ルンバのように室内を自動的に移動しながら拭き掃除を行います。

ボタンで水拭き(ウェットモード)とから拭き(ドライモード)を切り替えることができます。

ウエットモードでは、人がモップがけをするように前後に動きながら移動します。内蔵タンクの水をクロスに補給しながら水拭きを行うので、途中でクロスが乾いてしまうことはありません。

壁際までキレイに拭いてくれる

壁際までキレイに拭いてくれる

ホコリのたまりやすい家具の下も掃除

ホコリのたまりやすい家具の下も掃除

本体裏に取り付ける水タンク(左)。クロスに少しずつ水を供給する(右)

本体裏に取り付ける水タンク(左)。クロスに少しずつ水を供給する(右)

ウエットモードでの動き

ウエットモードでの動き

また、ドライモードでは直進しながら障害物のところでターンを繰り返し、平行移動しながら清掃します。

ブラーバは、搭載されている各種センサーで部屋の形や家具の配置などを把握し、マッピングしながら部屋全体や入り組んだ家具の間まで、床面を隅々まで掃除します。

さらにこの製品では、位置情報を高精度に把握するため、「NorthStar キューブ」という機器が付属しています。

NorthStarキューブを部屋の中の高い位置に置くと、天井に2点の赤外線ポイントが照射され、ブラーバが受信します。

これが

 

GPSのような働き

 

をして、ブラーバ自身が正確に位置情報を把握し、次にどこを掃除すればよいのかを判断します。

まるで情報化施工のGPS計測などで使われる「基準局」のようですね。

天井に赤外線ポイントを照射する「NorthStarキューブ」(左)とナビゲーションシステムのイメージ(右)

天井に赤外線ポイントを照射する「NorthStarキューブ」(左)とナビゲーションシステムのイメージ(右)

NorthStarキューブからの信号を受信するセンサー(左)。ドライモードの移動イメージ(右)

NorthStarキューブからの信号を受信するセンサー(左)。ドライモードの移動イメージ(右)

NorthStarキューブは1個追加することができ、最大で約112畳まで清掃範囲を拡大することができます。ただし、ウエットモードでは水に限りがあるので最大約20畳の範囲になります。

気になるお値段は3万3000円(税別)です。フローリングなどの床掃除が楽になりそうですね。

(Visited 10 times, 1 visits today)

Translate »