54台の一眼カメラで激写!写真館と思ったら“3Dコピー館”だった
2016年4月22日

管理人のイエイリです。

先週、サンフランシスコの現場取材のため、中心街を貫くマーケット・ストリートを歩いていたところ、「doob(ドゥーブ)」という写真館のようなお店がありました。

店内には写真も飾られ、奥にはカメラを何台も備えた立派なスタジオもあります。

マーケット・ストリート沿いにあるお店(以下の写真:家入龍太)

マーケット・ストリート沿いにあるお店(以下の写真:家入龍太)

しかし、写真を撮るスタジオだから、写真館というわけではありませんでした。撮影した写真をコンピューター処理することにより、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

人間を3Dプリンターで複製

 

するサービスを行っていたのです。

複製された少年の模型を手にする店長

複製された少年の模型を手にする店長

奥のスタジオには、被写体をぐるりと囲むように縦6台×横9台の計54台の本格一眼カメラが配置されています。

人間を周囲のいろいろな角度から連続写真を撮り、それをコンピューターで処理することにより3Dモデル化。そのデータを色付きで造形できる3Dプリンターで造形することにより、超精密な人間の模型を作ってくれるというわけです。

店内の奥にあるスタジオ。被写体を囲むように54台の一眼カメラが配置され、一斉に写真を撮る

店内の奥にあるスタジオ。被写体を囲むように54台の一眼カメラが配置され、一斉に写真を撮る

写真撮影に使われているのは本格一眼カメラ

写真撮影に使われているのは本格一眼カメラ

店内には、これまで複製された様々な人や動物の模型が展示されています。その出来栄えにはビックリしました。以下、目に付いた作品をいくつか紹介しましょう。

制服を着て敬礼をするおまわりさん。表情が気に入りました

制服を着て敬礼をするおまわりさん。表情が気に入りました

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サンフランシスコらしいカップル。楽しそうです●
愛犬との記念写真風の模型

愛犬との記念写真風の模型

後ろから見るとこんな感じです

後ろから見るとこんな感じです

一瞬で撮影できる写真をもとに3Dモデルを作っているため、じっとしていられない赤ちゃんや動物などの模型も問題なく作れるのがいいですね。

じっとしているのが苦手な動物たちも問題なく模型かできる

じっとしているのが苦手な動物たちも問題なく模型かできる

後ろから見てもよく雰囲気が出ています

後ろから見てもよく雰囲気が出ています

気になるお値段ですが、模型の大きさによって異なり、高さ4インチ(約10cm)のもので95ドル、高さ14インチ(約36cm)の大きいモノだと695ドルとなります。

店内に張ってあった料金表

店内に張ってあった料金表

さすが、アメリカらしいビジネスだなと感心することしきりでしたが、後で調べてみたところ、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

東京・渋谷にもdoobの店

 

があることがわかりました。(東京店のホームページはこちら

これからは、2Dの記念撮影だけでなく、3Dの記念フィギュアで思い出を残す機会も増えそうですね。

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