管理人のイエイリです。
福井コンピュータグループは、i-Construction対応の点群処理システム「TREND-POINT」の大ヒットに続く新しいターゲットとして、バーチャルリアリティー(VR)に照準を定めたようです。
2月27日付けの当ブログ記事では、同グループの福井コンピュータドットコムが、マンションのモデルルームをVR化した「マンションVRシステム」を試験運用中で、一戸建て住宅の「3Dバーチャル展示場」を今夏オープン予定であることをお伝えしました。
その当日、今度は同グループの福井コンピュータが、
ナ、ナ、ナ、ナント、
土木施工現場をVR化
する新製品、「TREND-CORE VR」を今年の夏に発売することを発表したのです。
同社のCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)対応コミュニケーションシステム「TREND-CORE」で作成した現場の3次元モデルから、VRコンテンツを作るものです。
パソコンのディスプレー画面で見ると、3次元モデルといえども平面に表示されるだけですが、ヘッドマウントディスプレー「HTC Vive」を使って見ると、
まるで工事現場にいる
ような、圧倒的な没入感をもって、これから工事を行おうとする現場をくまなくチェックすることができます。
その迫力によって、問題点や課題が切実に感じられ、段取り八分に大きく貢献しそうですね。
やはり、建築・土木の世界は、ドローンだけでなく VRも大いに生産性向上を実現するツールになりそうです。
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