お台場にブルジュハリファが! 3D都市モデル「PLATEAU」と有名建築が競演
2021年11月26日

管理人のイエイリです。

2021年12月6日~8日、東京ビッグサイトで「第1回建設DX展(東京展)」(主催:RX Japan)が開催されます。当サイト「建設ITワールド」も、アナザーブレイン(本社:長野県諏訪郡富士見)、ホロラボ(本社:東京都品川区)、そしてykuw-design(ワイクウーデザイン、正式社名=桑山瓦、本社:三重県名張市)のご協力を得て、「3D都市モデル、PLATEAUで遊ぼう!」というテーマで出展することになりました。

9月末から大阪で開催された関西展では、安井建築設計事務所の有志建築家の協力を得て、PLATEAUの街並みと合体した「バーチャル大阪万博」という“目玉コンテンツ”を出展することができました。

関西展での目玉コンテンツ「バーチャル大阪万博」(資料:繁戸和幸氏、山岸隆氏)

では、東京では何を目玉にしようかと、共同出展社のメンバーとオンライン会議で話し合いました。

オンライン会議で知恵を絞るメンバー。左上から時計回りにホロラボの伊藤武仙氏、ワイクウーデザインの桑山優樹氏、建設ITワールドの家入龍太、アナザーブレインの久田智之氏(以下の写真、資料:建設ITワールド、アナザーブレイン、ホロラボ、ワイクウーデザイン)

協議の結果、ドバイのブルジュハリファやシンガポールのマリーナベイサンズ、スペインのサグラダファミリアなど、世界の有名建築物を、

ナ、ナ、ナ、ナント、

お台場にリアルスケール

で展示する「お台場バーチャル建築博」を開催しようということになったのです。(建設ITワールドのプレスリリースはこちら

東京・お台場に世界の有名建築物をリアルスケールで展示した「お台場バーチャル建築博」の会場。球体のあるフジテレビ本社ビルに比べると、ブルジュハリファの巨大さがよくわかる

ブルジュハリファを囲むドーナツ型の建物は、直径約500mにも及ぶアップル本社ビルの「アップルパーク」

フジテレビ本社ビルやヒルトン東京お台場、グランドニッコー東京 台場ホテルなどの建物はPLATEAUのモデル、海外の建物はSketchUpのデータを軽量化して“移設”した

パリのエッフェル塔。トラス構造が美しい。後方の建物は台北101

スペインからは一歩先に“完成”したサグラダファミリアが参加

日本からは太陽の塔や大阪の梅田スカイビルも展示されている

この建築博は、国土交通省が2021年春に公開した3D都市モデル「PLATEAU(プラトー)」を、アナザーブレインが開発した3D都市情報のプラットフォーム型サービス「toMap」上で活用したバーチャル空間を会場に開催するものです。

今回、展示した世界の有名ビルは、ブルジュハリファ、アップルパーク、マリーナベイサンズ、サグラダファミリア(のほか、ニューヨークのワンワールドトレードセンター、台湾の台北101、“栓抜きビル”として知られる上海国際金融センター、そして日本からは大阪の梅田スカイビルと太陽の塔が参加しました。

有名ビルの3Dモデルは、SketchUpユーザーが作品を公開している「3D Warehouse」のデータをもとに、ワイクウーデザインの桑山氏がデータの軽量化などを施した上、データ変換を経てtoMap上に“移設”しました。

また、太陽の塔の3Dモデルは、「バーチャル大阪万博」のために繁戸和幸氏がオリジナルで作成したものです。

現在、ホロラボではこれらの有名建築物をMR(複合現実)デバイスの

HoloLens 2で体験

できるように、開発を急いでいます。

世界の有名建築物をMRデバイスHoloLens 2で体験するイメージ

このほか、関西展で大人気を博した「ビル破壊ゲーム」や「バーチャル大阪万博」、そしてPLATEAUのリアルな東京の街並みを空中や地上から眺めて散歩できる「空中都市散歩」も展示します。

関西展で大好評だった「ビル破壊ゲーム」を楽しむ人たち(左)。最高得点を更新した人の笑顔(右)

東京のリアルな街並みを楽しむ「空中都市散歩」

また、家入は12月8日の10時30分から「建設DXは現場業務のテレワーク化から始まる」(セミナー番号:KDX-6)と題してセミナー会場で講演します。

建設DX展の東京展にお越しの際は、ぜひ「建設ITワールド」のブース(西1ホール 小間番号:6-26)にもお立ち寄りくださいね。

★建設DX展の無料入場券はこちらをクリック★

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