ニコン・トリンブルがHoloLens2用の調光サングラスを発売! まぶしい屋外でも3Dモデルがくっきり
2022年7月13日

管理人のイエイリです。

現実の現場風景の上に、建物や建設機械などの3Dモデルを実寸大で重ね、立体的に見られるMR(複合現実)デバイス。その代表的なものにマイクロソフトの「HoloLens 2」や、それを専用ヘルメットと一体化したニコン・トリンブルの「Trimble XR10」があります。

代表的なMRデバイスの一つ、「Trimble XR10」(以下の写真、資料:ニコン・トリンブル)

代表的なMRデバイスの一つ、「Trimble XR10」(以下の写真、資料:ニコン・トリンブル)

実際の現場風景に、これから作る鉄骨などの3Dモデルを重ねて表示させたイメージ

実際の現場風景に、これから作る鉄骨などの3Dモデルを重ねて表示させたイメージ

ただ、屋外の現場でHoloLens 2などを使うのには課題もありました。それはHoloLens 2のスクリーンに表示される3Dモデルなどの光量が屋外の光に比べて弱いため、見えにくくなってしまうことです。

この問題を解決する画期的な新製品、「Trimble HoloTint(ホロティント)」が、2022年7月12日に発売されました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

MRデバイス用のサングラス

 

なのです。(ニコン・トリンブルのプレスリリースはこちら

MR用サングラス「Trimble HoloTint」を装着したXR10で、屋外現場の施工管理を行う建設技術者のイメージ

MR用サングラス「Trimble HoloTint」を装着したXR10で、屋外現場の施工管理を行う建設技術者のイメージ

MR用サングラス「Trimble HoloTint」

MR用サングラス「Trimble HoloTint」

このサングラスをかけることで、外部からの明るい光が弱められる一方、HoloLens 2のスクリーンに表示される3Dモデルの明るさはそのままになるため、屋外の現場でも3Dモデルをくっきりと見ることができ、MRの活用場所が広がります。

このサングラスはHoloLens 2とXR10の両方に使うことができます。

XR10とHoloLens 2のどちらにも使用できるTrimble HoloTint

XR10とHoloLens 2のどちらにも使用できるTrimble HoloTint

同種のサングラスは既にインフォマティクス(本社:神奈川県川崎市)が製品化していますが、HoloTintのすごいところは、

 

調光機能を備えている

 

ことです。

外部の明るさに応じて、サングラスの色が変わる調光機能を備えている

外部の明るさに応じて、サングラスの色が変わる調光機能を備えている

つまり、外部の明るさに応じて、サングラスの色が濃くなったり薄くなったりするのです。

周囲の紫外線量に応じて、レンズを暗くする特殊なコーティングが施されており、暗い場所では可視光透過率(VLT)が45.2%ですが、明るい場所では最大11.0%まで自動調整されます。

その切り替え時間は暗→明では約30秒、明→暗では約90秒と速く、現場を移動する時間に対応していると言えそうです。

気になるお値段ですが、4万9800円(税別)です。これから真夏のシーズンを迎えますが、現場でHoloLens 2やXR10を使っている方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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