VRコンテスト表彰式にイエイリの暴れるアバターが乱入!大成建設、国交省が上位入賞
2022年11月18日

管理人のイエイリです。

東京・品川で2022年11月16日~18日、恒例のフォーラムエイト主催、「デザインフェスティバル」が開催されています。

イエイリは11月16日の「第21回 3D・VRシミュレーションコンテスト」などの表彰式に司会として登壇しました。

コンテスト表彰式の司会を務めるイエイリ(左端)(特記以外の写真、資料:フォーラムエイト)

コンテスト表彰式の司会を務めるイエイリ(左端)(特記以外の写真、資料:フォーラムエイト)

このイベントでは、受賞者や審査員などが登場するとき、スクリーンに写真などの映像が投影されます。

自分が司会として紹介されたとき、「まさか」と驚いたのは、VR(仮想空間)上に

ナ、ナ、ナ、ナント、

“暴れるアバター”

として登場したことなのです。

VR空間内に現れたイエイリの“暴れるアバター”

VR空間内に現れたイエイリの“暴れるアバター”

実はこのアバターは、今年(2022年)6月に東京・青山にある「青山3Dスキャンスタジオ」で、作ってもらったものなのでした。

数十台のカメラが周囲を取り囲むように配置されたスタジオ内で様々な角度から写真を撮り、フォトグラメトリーによって高精細な3Dモデルを作ってくれます。

私の場合は、オプションとして手足に関節を入れてもらったり、表情の動きを付けてもらったりしました。メガネは反射するので撮影時には付けず、3Dモデルが完成してからフォーラムエイトのエンジニアに後付けしてもらいました。

数十台のカメラが配置されたスタジオ内での写真撮影(写真:岩山幸洋氏)

数十台のカメラが配置されたスタジオ内での写真撮影(写真:岩山幸洋氏)

イエイリのアバターデータを作成する制作ディレクターの岩山幸洋氏(写真:家入龍太)

イエイリのアバターデータを作成する制作ディレクターの岩山幸洋氏(写真:家入龍太)

このアバターをVR空間に配置して、様々な動きを表現したモーションキャプチャーのデータと連動させることにより、いろいろな場所で自由自在な動きをさせることができます。

今回は、フォーラムエイトの協力を得て、同社のVRシミュレーションソフト「UC-win/Road」を使って、バーチャルショールームや東京・日本橋のデジタルツインモデルを作り、その中にイエイリのアバターをおいて歩いたり、ドローンと格闘したりといったVRを作ってもらいました。

UC-win/Roadで制作した東京・日本橋を歩くイエイリのアバター

UC-win/Roadで制作した東京・日本橋を歩くイエイリのアバター

日本橋の隣にある江戸橋上でドローンと格闘するイエイリのアバター

日本橋の隣にある江戸橋上でドローンと格闘するイエイリのアバター

肝心の3D・VRシミュレーションコンテストの受賞者ですが、最優秀賞の

グランプリに大成建設

の「ダム建設工事における重機3Dリアルタイムデジタルツインシステム」が選ばれました。

最優秀賞を受賞した大成建設の「ダム建設工事における重機3Dリアルタイムデジタルツインシステム」

また、今回、初めて「VRシステムオブザイヤー」という賞も新設され、茨城県つくば市にある国土技術政策総合研究所(国総研)内にあるDX実験フィールドをリアルタイムVR化した、国土交通省の「施工DXチャレンジ(遠隔施工等実演会)デジタルツインシステム」が選ばれました。

「VRシステムオブザイヤー」に選ばれた国土交通省の「施工DXチャレンジ(遠隔施工等実演会)デジタルツインシステム」

イエイリのアバターは、2022年12月5日~7日、東京ビッグサイトで開催される「建設DX展」で、建設ITワールドのブース(西ホール4階、小間番号:19-1)にも登場しますので、ご興味のある方はお越しください(無料e招待券はこちら)。

また、国総研のテストコースを、レースカーで一周するタイムを競うバーチャルレースや、東京・日本橋のVR上を飛ぶフライトシミュレーターや3Dプリンター模型、そしてHoloLens2を使った東京スカイツリーのバーチャル花火大会なども楽しめますよ。

「建設DX展」に出展するバーチャル花火大会(左)や日本橋の3Dプリンター模型(右)(資料、写真:建設ITワールド)

「建設DX展」に出展するバーチャル花火大会(左)や日本橋の3Dプリンター模型(右)(資料、写真:建設ITワールド)

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