キヤノンが自宅に置けるA1プリンターを発売! 13万円を切る価格で、A3、A4の連続印刷も
2023年1月20日

管理人のイエイリです。

CADやBIM/CIMデータのクラウド共有などで、以前のように図面やパースを大判プリンターの需要は減ったのかと思ってしまいがちです。

ところが、昨今のコロナ禍によるテレワークの増加によって、自宅などで図面を印刷する機会が増えた結果、A1ノビサイズ対応の大判プリンターの販売台数は、この4年間で約17%も伸びているそうです。(キヤノン調べ)

こうした大判プリンターへのニーズの高まりを受けて、キヤノンは大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品、「TC-20」を2023年1月26日に発売することになりました。

キヤノン初のA1ノビ対応デスクトップ大判プリンター「TC-20」(以下の写真、資料:キヤノン)

キヤノン初のA1ノビ対応デスクトップ大判プリンター「TC-20」(以下の写真、資料:キヤノン)

同社初のA1ノビ対応デスクトップ大判プリンターであるにもかかわらず、

ナ、ナ、ナ、ナント、

机や棚に置ける

スリムな外観が特徴なのです。(キヤノンのプレスリリースはこちら

棚に置いたところ。スリムで圧迫感のないデザインなので、自宅などでもスッキリと収まりそうだ。サイズは幅968mm×高さ245mm×奥行き525mm、本体重量は32kg

棚に置いたところ。スリムで圧迫感のないデザインなので、自宅などでもスッキリと収まりそうだ。サイズは幅968mm×高さ245mm×奥行き525mm、本体重量は32kg

ちょっと大きめの机にも置けそうです

ちょっと大きめの机にも置けそうです

用紙は最大A1ノビ幅のロール紙に対応しているほか、A4サイズ(100枚)やA3サイズ(50枚)のカット紙を連続印刷できるオートシートフィーダーを標準装備しています。

狭いスペースでも扱いやすいように、用紙の交換やインクの補充は、前面からのアクセスだけで行える構造になっています。

ロール紙の交換にはシャフトを使わず、ロールホルダーを新採用。簡単にロール紙をセットできる

ロール紙の交換にはシャフトを使わず、ロールホルダーを新採用。簡単にロール紙をセットできる

A4サイズやレターサイズのカット紙は100枚をセットできる

A4サイズやレターサイズのカット紙は100枚をセットできる

A3サイズやB4サイズは50枚をセットできる

A3サイズやB4サイズは50枚をセットできる

インクの補充は前面から行える

インクの補充は前面から行える

気になるお値段ですが、TC-20はオープン価格となっています。キヤノンオンラインショップでは、

12万9800円(税込み)

で販売されており、しかも送料無料です。かなりリーズナブルな価格と言えるでしょう。

このほか、別売りでスタンド(SD-24)が4万6200円(税別)、出力された図面を受け止めるデスクトップバスケット(BU-06)がキヤノンオンラインショップ価格で2万2000円(税込み)となっています。

出力された図面を受け止めるデスクトップ バスケット「BU-06」の使用イメージ

出力された図面を受け止めるデスクトップ バスケット「BU-06」の使用イメージ

CADやBIM/CIMを使う設計者なら、自宅でもA3サイズでの印刷は必要になるでしょう。

A3サイズ用のプリンターはかなり体積も大きくなりますから、いっそのことA1ノビサイズの大判プリンターを導入して、「大は小を兼ねる」といった使い方は、いかがでしょうか。

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