管理人のイエイリです。
米国OpenSpace社(本社:カリフォルニア州サンフランシスコ)は、現場を360度カメラで撮影した写真を使ってクラウド上で施工管理を行うツール「OpenSpace」を開発・販売しています。
ヘルメットやドローン(無人機)に360度カメラを取り付けて現場を巡回すると、毎秒2枚のペースで現場の状況を360度写真で記録してくれます。
そして、便利なことは撮影した位置を、
ナ、ナ、ナ、ナント、
図面上に自動マッピング
してグーグルストリートビューのように使えることなのです。(アスクのプレスリリースはこちら)
この機能によって、360度写真は施工管理にぐっと使いやすくなります。
360度写真とBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)と並べて表示することができるので、将来の施工状況や完成時の状況も、よくわかります。
さらに、「OpenSpace Track」という機能を使うと、
AIで進ちょく状況
を自動把握してくれるのです。
当サイトでもOpenSpaceについては、清水建設の地下鉄現場での活用事例(2022年5月27日付のサクセスストーリー)や、フジタの山岳トンネル現場での活用事例(2022年4月18日付の建設ITブログ)、大成ロテックの共同溝工事現場での活用事例(2023年3月27日付サクセスストーリー)などを紹介してきました。
360度写真とBIM、そして最新機能のAIが連携することで、施工管理はかなり自動化できそうですね。
OpenSpaceの代理店であるアスク(東京本社:東京都千代田区)は、2023年6月23日に「360度カメラとAIを活用した建設業界におけるDX ~BIM/CIMの活用、様々な撮影方法のご紹介~」と題した無料のオンラインセミナーを開催します。
OpenSpaceや360度写真を使った施工管理にご興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか。