管理人のイエイリです。
一軒一軒の建物名や居住者名までが詳細に書かれたゼンリン住宅地図は、建設業や不動産業には欠かせないツールです。
昨日(10/1)、ゼンリンは日本全国の住宅地図を、
ナ、ナ、ナ、ナント、
スマートフォンで見られる
スマートフォン版「ゼンリン住宅地図」のネット配信サービスを始めたのです。
地図のスクロールや拡大・縮小はスマホの直感的な操作でできるほか、ビル名や住所でのフリーワード検索や、建物のテナント情報を階数ごとに表示する「別記閲覧」という機能もあり、紙にはない便利さを提供しています。
10/1はDoCoMo向けにサービスが始まり、11月にはauとSoftBank向けのサービスも始まります。利用料金は月額2100円(税込み)です。
10月1日にサービスを開始したスマートフォン版「ゼンリン住宅地図」のネット配信サービスの画面イメージ(写真・資料:ゼンリン。以下同じ) |
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ビル名検索機能(左)と建物のテナント情報を階数ごとに表示する別記閲覧機能(右) |
サービスには、
建設業での使用に便利な「ゼンリン住宅地図 建設パック」と、配送業に便利な「ゼンリン住宅地図 配送パックがあります。
建設パックでは、建設現場の資材置き場や重機車両の停車場所などを
地図上にアイコン表示
し、メールで送信することでその位置を情報共有できるのです。
ユーザー同士なら住宅地図上でその位置を確認できますが、ユーザーでない人もゼンリンが用意した道路地図が送信されますので、それを見て位置を知ることができます。
アイコンは30種類用意されており、最大5個まで位置登録が可能です。
重機などの位置情報の共有方法。(左から1番目)建物形状や表札を見ながら正確に位置登録する。(2番目)位置登録した場所の地図をメール送信。(3番目)ユーザー同士の場合、受信した位置情報を住宅地図上で確認できる。(4番目)ユーザーでない場合もゼンリンが用意した地図で確認できる |
まさに重機などの位置を「座標」で正確に表現できるので、電話などでありがちな勘違いや手戻りなどがなく、スムーズに作業が進められそうですね。