管理人のイエイリです。
昨年の8月27日、日本設計とオートデスクは「次世代BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の実現」を目指して、パートナーシップを締結しました。
8月5日、両社はその後の1年間で、パートナーシップがどのように進ちょくしたのかを発表しました。
その成果を象徴するキーワードは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
Integrated BIMの推進
というものです。
「Integrated BIM」とは直訳すると、「統合されたBIM」という意味です。
日本設計はオートデスクのBIMソフト「Revit」を基盤にした「共通プラットフォーム」を整備するとともに、設計ワークフローの体系化を進め、設計情報を全社で標準化しました。
その結果、下記のような業務が可能になったとのことです。
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上記の内容をイメージで表すと次のような図になります。
設備設計では国内のソフトとシームレスに連携できるようになったということについては、7月9日付けの当ブログ記事でも、Revitで作成した設備BIMモデルをイズミシステム設計の「STABRO負荷計算 for Revit」や、NYKシステムの「Rebro2015」に、高精度な状態のまま取り込める機能を開発したことをお伝えしたばかりです。
このほか、注目したいのは
アルゴリズム設計
を生かしたという点です。
アルゴリズム設計というと、意匠デザインの分野で複雑な曲面形状を設計するなどの用途が目立ちますが、日本設計は設備設計の自動化やライフサイクルコストの最適化設計に活用しているとのこと。
この新しい発想が、BIM界に新しい旋風を吹き込むことになれば、面白い展開になりそうですね。
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