フォーラムエイト提供!TOKYO MXが子ども向けVR番組を放送
2016年12月14日

管理人のイエイリです。

バーチャルリアリティー界の老舗企業、フォーラムエイトは、道路やまちづくりなどで使用するVRソフト「UC-win/Road」などを開発、販売で知られています。

これまではプロ向けのツールと思われてきたVRですが、来年は子どもたちの遊び道具や学習ツールになるかもしれません。

というのも、同社は2017年1月6日からTOKYO MXで

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

子ども向けVR番組供

 

パックン&河北麻友子のあつまれ!VRフレンズ」の提供を始めるからです。

フォーラムエイトのウェブサイトに開設された「パックン&河北麻友子のあつまれ!VRフレンズ」の番組紹介コーナー(以下の資料、写真:フォーラムエイト)

フォーラムエイトのウェブサイトに開設された「パックン&河北麻友子のあつまれ!VRフレンズ」の番組紹介コーナー(以下の資料、写真:フォーラムエイト)

この番組は、子どもたちがVRを楽しみながら学べる“エデュメント番組”として企画されたものです。

メーン出演者にパトリック・ハーラン氏と河北麻友子氏を起用し、パソコンとVRのほか、少しだけ英語も学べる番組を目指しています。

全12回のうち、1月6日の第1回は、「バーチャルリアリティーってなに?」というテーマで、子どもたちが実際に作ったVR作品も紹介します。

1月13日の第2回は「渋谷の街が遊園地に変身!」というテーマで回転木馬やジェットコースター、巨大観覧車などを配した夢の街の作り方などを紹介するようです。

しかし、VRソフトを果たして子どもたちが使えるのかと、心配する声も出そうですね。

でも大丈夫、フォーラムエイトは2年前から小中学生を対象にした「ジュニア・ソフトウェア・セミナー」を春、夏、冬の休み期間にこれまで7回も開催し、子どもたちにUC-win/Roadの使い方を教えて、様々な作品を作ってきた実績があるからです。

小中学生を対象にしたジュニア・ソフトウェア・セミナーの様子

小中学生を対象にしたジュニア・ソフトウェア・セミナーの様子

例えば、下の作品は、今年11月17日に東京・品川で行われたジュニア・ソフトウェア・セミナーの表彰式で最優秀の「ゴールドメダル」を獲得したものです。

伊勢志摩に建設した巨大テーマパーク「海中水族館」。小学2年生の作品

伊勢志摩に建設した巨大テーマパーク「海中水族館」。小学2年生の作品

超高層ビルやタワー、発電用風車がそびえ立つ「トーマスマイタウン雪国」。小学4年生の作品

超高層ビルやタワー、発電用風車がそびえ立つ「トーマスマイタウン雪国」。小学4年生の作品

色づく木の下にみこしを担ぐ人や屋台などを配したリアリティーあふれる「秋まつり」という作品。中学2年生の作品

色づく木の下にみこしを担ぐ人や屋台などを配したリアリティーあふれる「秋まつり」という作品。中学2年生の作品

スケール感にとらわれず、自由な発想で作ったVR作品には、

 

子どもらしく、のびのび

 

とした感じがありますね。中学生ともなると、大人顔負けの作品になります。

この番組を見て、まちづくりや建築・土木に興味を持つ子どもが増えてくれるとうれしいですね。どんな番組になるのか、楽しみです。

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