管理人のイエイリです。
最近の家電製品は、エアコンやテレビ、LEDライトなど、赤外線リモコンで操作できるものが多くなっています。
ゲーム用パソコンなどの開発・販売で知られるマウスコンピューターは、赤外線によって様々な家電製品を接続し、統合的に制御が行えるようにする「mouse スマートホーム」というシステムを発売しています。
その基本コンセプトは、室内にある家電を、
ナ、ナ、ナ、ナント、
スマートフォンだけ
でコントロールできるようにすることなのです。(東急住宅リースのリリースはこちら)
いわば、住宅を手軽にIoT(モノのインターネット)化しようという製品です。
そして、初めてこのシステムを導入するユーザーのために、中核の制御装置となるルートハブに、ドアの開閉を検知するドアセンサーや人の動きを検知するモーションセンサー、電源のオン・オフ機能を搭載したコンセント、スマートプラグなどをセットにした「スターターキット」を発売しています。
これを使うと、スマートフォンにアプリをインストールして、ルートハブを室内に置くだけで、住宅を手軽にスマホ一つで制御できるようになるのです。
家電ごとに、いろいろなリモコンを探す必要がないので便利そうですね。
それだけではありません。ルームハブをインターネットに接続することで、外出先でもドアセンサーによってドアや窓の閉め忘れや、モーションセンサーによって
人やペットの動きを感知
して知らせてくれるのです。
留守番しているペットのために、外出先から照明をオンにしてあげることもできます。
手軽に後付けできるこの製品に目を付けたのが、東急住宅リースです。同社は約8万9000戸の賃貸住宅を管理しており、その入居者を対象に「mouseスマートホーム」製品の紹介やレンタルを2018年10月15日に開始しました。
入居者向け専用サイトの「かなえていくリーブル」や、家具や家電のレンタルを行うサービスサイト「RENTAS」で扱っています。
気になるお値段ですが、「IoT家電スターターキット」が1年間契約で2万6880円(税別)となっています。
しかし、ゲーム用パソコンで有名なマウスコンピューターが、住宅のIoT化分野に進出しているとは、筆者も知りませんでした。太陽光発電は使わないけど、住宅のIoT化を低コストで実現するには便利ですね。
「mouseスマートホーム」のコンセプトを説明した動画(YouTubeより)