管理人のイエイリです。
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やデジタルツイン(デジタルの双子)、IoT(モノのインターネット)など、建築は今、「情報」との関係がますます深まっています。
そんな中、新しい学会が設立されることになりました。
その名は、
ナ、ナ、ナ、ナント、
建築情報学会
というもので、2020年11月30日の設立総会で正式に発足することになりました。(建築情報学会のウェブサイトはこちら)
「建築情報学」の定義や知識の体系化は、まだ確立されていませんが「情報学」と「建築・都市」の両方を十分、理解した人材を育成して、産業の発展、文化の醸成、文化の醸成、次世代の人材育成に役立てることを、同学会の使命としています。
発起人を務める慶應義塾大学SFCの池田靖史教授やnoizの豊田啓介氏ら、建築とITにかかわる研究者、実務者は、この学会設立のために2017年11月から、着々と準備を重ねてきました。
例えば、2018年3月5日に「キックオフ準備会議第1回」を開催したのをはじめ、2019年2月3日には「建築情報学の教科書をつくろう」というテーマで「キックオフ準備会第6回」を開催しました。
さらに2020年6月からはYouTubeで「建築情報学会チャンネル」によるライブ配信などを進めてきました。そして学会設立に合わせて、同12月末には建築情報学の入門書『建築情報学へ』が出版される予定です。
11月30日の設立総会後には12月16日まで、5回にわたる無料のオンラインイベント「建築情報学 生・誕・祭!!!」が開催されます。
11月30日の17:30から行われる第1回は「建築情報学(会)には何ができるか」をテーマとして
あの落合陽一氏も登壇
します。これは、見逃せませんね。
学会活動はウェブサイトを中心にしたオンラインサービスが基本で、学会費も月額、年額の「サブスクリプション」となっています。こうして気軽に参加できる学会運営にも、大いに期待したいですね。
関係者の皆様、建築情報学会の設立おめでとうございます!