建築情報学会が誕生! 11/30のオンライン生誕祭には落合陽一氏も登場
2020年11月27日

管理人のイエイリです。

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やデジタルツイン(デジタルの双子)、IoT(モノのインターネット)など、建築は今、「情報」との関係がますます深まっています。

そんな中、新しい学会が設立されることになりました。

その名は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

建築情報学会

というもので、2020年11月30日の設立総会で正式に発足することになりました。(建築情報学会のウェブサイトはこちら

「建築情報学」の定義や知識の体系化は、まだ確立されていませんが「情報学」と「建築・都市」の両方を十分、理解した人材を育成して、産業の発展、文化の醸成、文化の醸成、次世代の人材育成に役立てることを、同学会の使命としています。

建築情報学会のウェブサイト。URLは「https://ais-j.org/」(以下の資料、写真:建築情報学会)

建築情報学会の活動内容

発起人を務める慶應義塾大学SFCの池田靖史教授やnoizの豊田啓介氏ら、建築とITにかかわる研究者、実務者は、この学会設立のために2017年11月から、着々と準備を重ねてきました。

例えば、2018年3月5日に「キックオフ準備会議第1回」を開催したのをはじめ、2019年2月3日には「建築情報学の教科書をつくろう」というテーマで「キックオフ準備会第6回」を開催しました。

さらに2020年6月からはYouTubeで「建築情報学会チャンネル」によるライブ配信などを進めてきました。そして学会設立に合わせて、同12月末には建築情報学の入門書『建築情報学へ』が出版される予定です。

「建築情報学をつくろう」をテーマに2019年2月3日に開催されたキックオフ準備会

YouTubeに開設された「建築情報学会チャンネル」

2020年12月末に発刊される入門書『建築情報学へ』

11月30日の設立総会後には12月16日まで、5回にわたる無料のオンラインイベント「建築情報学 生・誕・祭!!!」が開催されます。

学会設立後に開催される「建築情報学 生・誕・祭!!!」のスケジュール(クリックすると拡大します)

11月30日の17:30から行われる第1回は「建築情報学(会)には何ができるか」をテーマとして

あの落合陽一氏も登壇

します。これは、見逃せませんね。

11月30日の第1回イベントには落合陽一氏も登壇する(クリックすると拡大します)

11月20日、ツイッターでは落合氏自身もこのイベントについてツイートした

学会活動はウェブサイトを中心にしたオンラインサービスが基本で、学会費も月額、年額の「サブスクリプション」となっています。こうして気軽に参加できる学会運営にも、大いに期待したいですね。

関係者の皆様、建築情報学会の設立おめでとうございます!

(Visited 1 times, 1 visits today)

Translate »