管理人のイエイリです。
パナソニックと言えば、住宅用の建材設備や電設資材の有力メーカーとして知られています。
2021年10月4日、同社のエレクトリックワークス社は、中小工務店を対象としたクラウドサービス「sumgoo」の提供を開始しました。
新築戸建て住宅に関する営業、施工、アフターサービスといった一連の業務を、クラウドで一元管理して工務店の業務革新を行うとともに、施主とのコミュニケーション機能も備え、
ナ、ナ、ナ、ナント、
スマホ世代の施主
の満足度向上も狙っているのです。(パナソニックのプレスリリースはこちら)
工務店の業務は、経営、営業、設計、工務などに分かれていますが、それぞれの「ダッシュボード」が用意されており、各担当者の視点に合った情報が提供されます。
例えば経営者は、集客からアフターフォローまでの全業務がこのシステムによって「見える化」されることで、サービスレベルや粗利の改善策を検討しやすくなります。
また営業や工務にもそれぞれ、ダッシュボードが用意されており、施主とのやりとり過程や業務の進捗状況が一目でわかるようになっています。
そして、施主とのやりとりにはスマホを使い、
SNSのように
タイムラインや掲示板などでこれまでの情報や現在の検討事項などが表示されます。
気になる使用料ですが、毎月2万円(税別)からとなっています。
世の中では「DX(デジタルトランスフォーメーション)」化が叫ばれ、工務店の世界も例外ではありません。
どのようにすれば、DX化できるのかとお悩みの工務店は、このようなクラウドによる管理システムを導入することから始めてみてはいかがでしょうか。
クラウドシステムの流れに沿って業務を進めることで、紙資料の電子化(デジタイゼーション)と「移動のムダ削減」などのデジタル化による業務革新(デジタライゼーション)が両輪のように回り始め、気がつけば“工務店DX”が実現している、ということになっているかもしれませんよ。