DMM.comが3Dプリンター建築模型をネット通販! 1週間で納品、価格は4万2000円から
2022年8月22日

管理人のイエイリです。

工務店や建築設計事務所が、注文住宅の商談を行うとき、間取り図や建材・設備のカタログはもちろん、最近ではCGパースやBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)モデルでのプレゼンなど、様々なコミュニケーションツールを使います。

そんな中、DMM.com(本社:東京都港区)が提案しているのが、下の写真のような商談スタイルです。

DMM.comが提案する注文住宅の商談スタイル(以下の写真:DMM.com)

DMM.comが提案する注文住宅の商談スタイル(以下の写真:DMM.com)

一見、紙の資料を使った打ち合わせではないかと思ってしまいますが、テーブルの上に置かれているのは、

ナ、ナ、ナ、ナント、

3Dプリンター

で作った建築模型なのです。(DMM.comのプレスリリースはこちら

テーブルの上に置かれていたのは、3Dプリンターで作った建築模型だった

テーブルの上に置かれていたのは、3Dプリンターで作った建築模型だった

BIMやCGがあっても、建築模型は手で触ることができて温かみがあるので、将来のマイホームに対する夢をいっそうかき立てることができ、発注に向けてお客さんの背中を押すことができそうですね。

同社はDMM.make 3Dプリントという事業を運営しており、インクジェットや粉末焼結、光造形による3Dプリンターを14台保有し、ユーザーから送られてきた3Dデータをもとに様々な模型を製作するサービスを行っています。

3Dプリント住宅模型は、既にハウスメーカーや工務店などに100棟以上の販売実績があるとのことです。

こうした実績を受けて同社は、「3Dプリント住宅模型サービス」の提供を開始しました。

住宅の3DCADの3Dデータがあれば、インターネットを使って5分で注文でき、約1週間で指定の配送先に納品してくれるとのことです。事前に見積もり資料請求も行えます。

製作できるのは「カラー模型」と「白模型」です。

カラー模型はフルカラーで、外壁や家具・家電なども3Dデータ通りに再現でき、間取りの説明なども丁寧に行えます。奥さんや子どもを味方に付けるのにも、大いに効果を発揮しそうですね。

一方、白模型はエッジをシャープに仕上げることができ、日当たりの検証にも利用できます。高額物件やデザイン性の高い建物にオススメとのことです。

対応できる3Dデータは、「STL、3MF、OBJ、3DS、FBX、STEP、IGES、PLY、VRML、WRML」の各形式となっています。

カラー模型。外壁や家具・家電なども3Dデータ通りに再現できる

カラー模型。外壁や家具・家電なども3Dデータ通りに再現できる

白模型。エッジをシャープに仕上げることができ、日当たりの検証にも使える

白模型。エッジをシャープに仕上げることができ、日当たりの検証にも使える

気になるお値段ですが、

カラー模型は6万6000円

から(税別。以下同じ)、白模型は4万2000円からとなっています。

3Dプリント住宅模型サービス」のウェブサイトを見ると、現在、「初回半額キャンペーン」を行っているようです。

3Dプリンターを使って自社で模型を作る時間や労力をかけられないという方は、このサービスで外注するのも手軽でよさそうですね。

「3Dプリント住宅模型サービス」のウェブサイト

「3Dプリント住宅模型サービス」のウェブサイト

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