シミュレーション

2017年5月25日
野村不動産は新築マンションの販売に、原寸大で立体視ができるヘッドマウントディスプレー「HoloLens」を日本で初めて導入しました。現場は更地でも、完成後のマンションをリアルに体験できます。

2017年5月12日
仮設道路は現況地形に線形を合わせて、効率的に計画・施工することが必要です。大林組と岩崎は、ドローンで計測した点群上をクリックするだけで道路の3Dモデルや切盛土量が瞬時に作れるソフトを開発しました。

2017年5月8日
オートデスクは施工や維持管理までを含めた建設フェーズをカバーするBIM/CIM戦略を明らかにしました。BIMでは運用管理、CIMでは国交省のCIMガイドラインへの完全対応などが柱となっています。

2017年4月27日
国土交通省はこのほど、i-Construction関連の技術開発の公募を始めました。採択されると上限1000万円までの助成金が交付されます。テーマには設計や施工から、維持管理や防災までが含まれています。

2017年4月26日
日建設計と米国オートデスクがパートナーシップを締結。2020年以降のグローバル市場に向けて、BIMを設計から維持管理までに活用します。そのゴールはIoT(モノのインターネット)の実現かもしれません。

2017年4月21日
新潟県の小柳建設は日本マイクロソフトと連携し、AR機能を持つ「Microsoft HoloLens」を本格導入。BIM/CIMの新しい活用などを始めました。その動画から未来の建設業を見てみましょう。

2017年4月17日
1つのBIMモデルから、音、風、熱、光、電磁波といった様々な解析用のモデルを自動作成する「T-BIM Environment」を大成建設が開発しました。これからは「見えない性能の見える化」で勝負です。

2017年4月14日
数百年に一度の災害で、オフィスなどの風景が一変することを仮想体験し、避難のイメージトレーニングを行うVRシステムを竹中工務店が開発しました。BIMモデルを元に作ったので、超リアルな体験ができます。

2017年4月3日
鹿島の土木部門に4月1日、自動化施工推進室とCIM推進室が設けられました。これまでの情報化施工は人間が重機に乗って施工していますが、一歩進んで無人建機による完全自動化が実現されようとしています。

2017年3月27日
現場写真の上に部材の3Dモデルを配置して、まるでBIMソフトのようにその場で工事中や完成時の建物イメージを作れるARアプリを大林組が開発しました。施主との合意形成や工事関係者間の手順確認にも使えます。

2017年3月21日
ARCHICADで日本独自の構造用標準データ形式「ST-Bridge」を読み書きできるアドオンが無料公開されました。ARCHICADで設計しながら構造計算し、その結果をまた読み込むことも可能です。

2017年3月9日
BIMモデルを振動解析などに使うとき、詳細さがかえってじゃまになることがあります。大成建設はBIMモデルをシンプルな面部材と線部材に変換するツールを開発しました。解析時間はソリッドモデルの10分1に!

2017年3月2日
マンションや一戸建て住宅用のVRシステムを続々と発表している福井コンピュータグループが、今度は土木工事現場をVR化し、ヘッドマウントディスプレーでリアルに見られる新製品を発売することになりました。

2017年2月27日
マンションのモデルルームや住宅展示場をVR化するビジネスに、福井コンピュータドットコムが乗り出しました。ヘッドマウントディスプレーを着けると没入感抜群です。建材設備の3Dカタログ.comとの連動も。

2017年2月14日
キム・マンスさんは8年間、日本で働いた後、PMIコレア社で“建築版CATIA”こと、Digital Projectで施工BIM業務を行っています。日本語での教育支援サービスもありますよ。

2017年2月13日
ビルや構造物の維持管理に、IoT(モノのインターネット)をどう活用していくか、お悩みの方も多いでしょう。不動産管理のザイマックスとセンサーのオプテックスが注目したのは「ビル看板」のIoT管理でした。

2017年2月9日
実際に販売されている建材・設備の3Dモデルデータを集めた「3Dカタログ.com」サイトに、住宅の省エネ判定機能が近く追加されます。外皮性能値や一次エネルギー消費量の計算結果は役所への申請にも使えます。

2017年2月1日
BIM/CIMモデルを活用し、鉄道事業用のIoTを開発するというプロジェクトが、米国オートデスク本社とJR東日本コンサルタンツの間で始まりました。BIM/CIMはIoTとともに進化していきそうです。

2017年1月25日
バルコニーの手すりなどが強風に吹き付けると「ブォーン」という風騒音が発生することがあります。この原因を探るため大成建設は最大風速40m/sを再現できる風騒音シミュレーターを開発、本格稼働させました。

2017年1月23日
東急コミュニティーは既存マンションを撮影した動画から3Dモデルを作l、修繕工事の計画や履歴管理を行える「TC3ARD」を開発しました。“属性情報”として部材名や面積も入力できるので積算にも使えます。

2017年1月17日
日本初のBIMによる建築確認申請を行ったフリーダムアーキテクツが、VRを使った「図面の中を自由に歩く家づくり」を始めます。奥行きや天井高もリアルにわかるので、顧客満足度の高い設計ができそうです。

2017年1月10日
ARCHICADで作ったBIMモデルを、スマホと段ボール製ヘッドマウントディスプレーでVRとして見られる機能が追加されました。実物大のBIMモデルの中に立っているように、リアルな体験が手軽にできます。

2016年12月21日
PC橋は一見、単純に見えますが微妙な曲線や縦横断勾配があり、3Dモデル化するのは意外に骨が折れます。三井住友建設は2~3週間かかっていた3Dモデル作成を数分で行える“神ツール”を開発しました。

2016年12月6日
洪水時の建物内部の浸水を解析するのは大変な手間ひまがかかっていました。大成建設はBIMモデルを使って水の浸入経路や開口部の位置などを整理し、従来の3分の1以下の時間で解析できるシステムを開発しました。

2016年12月5日
カンボジアで日系企業として初の大規模コンドミニアム建設が進んでいます。この物件を世界的に販売するため、バーチャルリアリティーが導入されました。海外の潜在顧客もヘッドマウントディスプレーで内覧可能です。

2016年11月25日
単に商用電源のピークカットを行うだけでなく、電力の“山崩し”による最適運転計画を立て、商用電源の変動をなくします。その結果、契約電力の引き下げというコストダウン効果が得られます。

2016年11月15日
警備大手のALSOKが、道路の維持管理業務に参入しました。スマホを自社のクルマに積んで走りながら路面からの加速度を計測、分析してGIS上に異常個所を整理します。道路補修費が63%減の試算例も。

2016年11月8日
舞台などが見えやすい座席配置を決める作業は、数千席もある劇場や競技場だと大変です。そこで大成建設はBIMモデルと「可視化率」を使って効率的に「見やすい座席」を確認できるシステムを開発しました。

2016年10月26日
EV化などでカーエアコンにも省エネ化が求められています。東京都市大らの研究チームは、気流や放射熱も考慮して車内の快適性を評価する方法を開発しました。建築設計者も建物以外の快適性追求に乗り出してみては。