管理人のイエイリです。
ドローン(無人機)や3Dプリンターは建設業でもおなじみの機器になりつつあります。
山梨県甲斐市のハヤテ・コンサルタントと、東京都港区のアイジェットは、これらを使って山梨県内の笛吹川上流にある広瀬ダムのダム湖を、
ナ、ナ、ナ、ナント、
そっくりそのまま3D模型化
することに成功したのです。
ドローンによる空撮から3Dモデルを作り、模型作成まで行ったのは、山梨県の土木設計の業務として初めてとのことです。
つまり、広瀬ダムのダム湖をドローンで空撮し、その写真からダム湖の3Dモデルを作り、そのデータを3Dプリンターから模型に出力することで、実物をそっくりそのまま“3D縮小コピー”したというわけです。
模型の大きさは幅1m×奥行き0.5m×高さ0.2mと堂々たるものです。
その手順を両社提供の写真や画像で見てみましょう。
まずは、ドローンによる空撮です。ドローンの飛行ルートをパソコンで設定し、上空から70%ずつ重なったダム湖の連続写真を撮影します。
その写真データを「PhotoScan」や「ReCap360」などのソフトやクラウドサービスを使って処理すると、ダム湖の3Dモデルデータができあがります。
その後は、いよいよ3Dプリンターによる模型の作成です。ダム湖の3Dモデルを使って模型作成用のデータを作ります。
そして、このデータを石こうを固めて造形するカラーの3Dプリンターで造形します。といっても、幅が1mもあるので2つに分けて造形し、後で接着するという方法を使いました。る
ダム湖の空撮は2014年11月に行いました。その証拠は、何よりもこの模型自体に刻み込まれています。
というのは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
ダム湖が紅葉で
囲まれているからです。
ドローンと3Dプリンターを使って、いろいろなものを“3D縮小コピー”してみると、いつまでも見飽きない模型ができそうですね。