ついに200万円を切った!ライカが世界最小の3Dレーザースキャナー
2017年4月10日

管理人のイエイリです。

4月3日~5日、米国ヒューストンで開催された3D計測イベント「SPAR 3D EXPO & CONFERENCE 2017」(以下、SPAR2017)では、展示会場でも大発見がありました。

ライカ・ジオシステムズ(Leica Geosystems)やオートデスク(Autodesk)のブースには、慣れない小型の機器が置いてありました。

ライカ・ジオシステムズのブースにあった機器(以下の写真:特記以外は家入龍太)

ライカ・ジオシステムズのブースにあった機器(以下の写真:特記以外は家入龍太)

オートデスクのブースにも同じ機器が置いてあった

オートデスクのブースにも同じ機器が置いてあった

この不思議な機器は、ライカ・ジオシステムが開発した「BLK360」というもので、その正体は3Dレーザースキャナー。

気になるお値段は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

1万6000ドル(約176万円)

 

というリーズナブルな価格なのです。

世界最小サイズの3Dレーザースキャナー「BLK360」

世界最小サイズの3Dレーザースキャナー「BLK360」

世界最小サイズの3Dレーザースキャナー「BLK360」

世界最小サイズの3Dレーザースキャナー「BLK360」

BLK360は高さ6.5インチ(約15cm)、幅4インチ(約10cm)、重さは2.2ポンド(約1kg)で、同社によると世界最小の3Dレーザースキャナーです。

屋内用として設計され、計測範囲は60mとのこと。サイズは小さいですが機能は本格的です。

毎秒36万点の点群データを計測でき、360°をスキャンするのにかかる時間は3分しかかかりません。

SPAR 3D 2017の会場となったマリオット・マーキーズホテルの内部を計測した点群の例(資料:Leica Geosystems, Autodesk)

SPAR 3D 2017の会場となったマリオット・マーキーズホテルの内部を計測した点群の例(資料:Leica Geosystems, Autodesk)

点群と同時に、デジタルカメラと赤外線カメラで映像や温度分布のイメージも撮影するので、建物の内装や温度分布をカラーで表現した点群データを作れます。

そして、電源にはデジタルカメラのようなバッテリーを使用します。

バッテリーを収納する部分。付近に赤外線カメラやデジタルカメラも搭載している

バッテリーを収納する部分。付近に赤外線カメラやデジタルカメラも搭載している

これまでの3Dレーザースキャナーには、モニター画面やボタンがいくつも付いているのが普通ですが、BLK360には電源ボタンくらいしか付いていません。

いったい、どうやって操作するのかと思っていたら、オートデスクの点群処理ソフト

 

ReCap 360 Pro

 

のタブレット版アプリをコントローラーとして使用するのです。

「Autodesk ReCap 360 Pro」のタブレット版アプリがコントローラーになる

「Autodesk ReCap 360 Pro」のタブレット版アプリがコントローラーになる

ReCap 360 Proの画面から、点群計測の操作を行うほか、複数の地点で計測した点群を合体させる「レジストレーション」作業も自動的に行えます。

複数の地点で計測した点群データを自動的に合体させることも可能だ

複数の地点で計測した点群データを自動的に合体させることも可能だ

つまり、BLK360はライカ・ジオシステムとオートデスクのコラボレーションによって生まれた新製品なのです。

現在、この製品は両社のコラボサイト「MEET BLK360 & RECAP 3560 PRO」でプロモーションが行われています。そして2017年春にライカ・ジオシステムズから発売されるとのことです。

ライカ・ジオシステムズとオートデスクのコラボサイト「MEET BLK360 & RECAP 3560 PRO」

ライカ・ジオシステムズとオートデスクのコラボサイト「MEET BLK360 & RECAP 3560 PRO」

製品の外観もかわいくて、点群計測がぐっと身近に感じました。

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