管理人のイエイリです。
中古の戸建住宅や分譲マンションを買うときには、下見が欠かせません。しかし、点在する物件を見て回るのは時間がかかるため、1日に3~4件も見るのがせいぜいです。
そこで大和ハウス工業は、各物件に瞬時に“テレポート移動”して見学できる画期的な内見サービス「どこでもストア」を住宅メーカーとしては初めて導入することになりました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
物件内部をVRで立体視
できるブースなのです。
「どこでもストア」は、VRコンテンツのプラットフォームを展開するナーブ(本社:東京都千代田区)が開発した無人の遠隔接客ブースです。
ブース内部にはタブレット端末とVRゴーグルが置いてあり、管轄の店舗にいる営業担当者とインターネットを通じて細かい接客を受けられます。
そしてお客さんはVRで物件を実寸大で立体視しながら、物件をリアルに内見できます。
VRを見ている間も、営業担当者の顔が表示されるので、
現場に同行してもらう
ような感覚で質問することができるのです。
今回、開設する「どこでもストア」は、2018年2月中旬まで大和ハウス東京ビル1階のロビーに設置したあと、2月中旬に大和情報サービスが運営するショッピングモール、湘南モールフィルに移設されます。
今後、茨城県つくば市の「イーアスつくば」や、東京都八王子市の「イーアス高尾」などでも展開する予定とのことです。
大和ハウス工業では、既存住宅のストック事業を拡大するため、大和ハウスグループの住宅ストック事業の統一ブランド「リブネス」を導入しました。「どこでもストア」の導入も、この一環となります。
「リブネス」のホームページに会員登録すると、先着1000人に簡易なVRゴーグルをプレゼントするキャンペーンも1月25日から実施します。
不動産物件を検討する時、VRで下見し、希望の物件を絞り込んでおくことで成約までのステップが短縮され、コスト削減にもつながりそうですね。