管理人のイエイリです。
住友不動産の注文住宅事業部では、ウッドパネル工法や木造ツーバイフォー工法、ツーバイシックス工法による注文住宅を、2014年度は年間2455棟受注しました。
これを年間3000棟に伸ばすため、営業力や商品力の強化を進めるため、同社のモデルハウスに注文住宅の新しい提案手法を導入することになりました。(プレスリリースPDF)
これまでの平面図やパースだけの提案では分かりにくかった完成後のイメージを、施主に「見て・触って」体感し、確認してもらうために、
ナ、ナ、ナ、ナント、
プロジェクションマッピング
を導入するのです。
モデルハウスの一角に床、壁、天井の映像を映し出し、更地の状態から基礎工事、構造体の組み立て、そして内装仕上げといった一連の工程を順次、体験してもらいます。
まるで未来の工事現場に行ったかのように、普通だとなかなか見られない壁の裏にある構造体の状態や制震システムなどもしっかり見ることができます。
もう一つの“新兵器”は、完成後の住宅に行ったかのようにリアルに体験できる「バーチャル3D画像」です。
ヘッドマウントディスプレーによって、提案プランの仮想空間に入り、間取りや距離感、天井高などをリアルに体感しながら設計内容を確認できるものです。
さらに、施主の新居への夢をかき立ててくれるのは、住宅の外観や内観を確認できる
3Dプリンター模型
です。
提案プランのデータをもとに、3Dプリンターで精巧な模型を作り、各階の間取りや壁の位置、動線などを立体的に見たり、触ったりして理解することができます。
プロジェクションマッピングやヘッドマウントディスプレー、3Dプリンターによる模型といった表現方法は、パソコンのモニターやプロジェクターなどの画面よりも相当なインパクトがありそうですね。