施工
2016年9月21日
山岳トンネル工事のデータを「ディープラーニング」し、切り羽写真から地山の特性を予測する人工知能システムです。既に2現場を学習済みで、今後は他の工種や地質以外の評価にも適用させていく方針です。

2016年9月14日
大阪府能勢町には、11万8000m2の能勢高原ドローンフィールドがあります。野外活動センター跡地を利用しているため、建物や道路、グラウンドなど変化に富んだ地形です。改正航空法の飛行許可もいりませんよ。

2016年9月13日
3次元CADを使わなくても、トンネル線形と断面からCIMモデルを簡単に作れます。CIMモデルへの情報入力や共有にはWindowsタブレットを採用。来年度は全トンネル現場への導入を目指しています。

2016年8月31日
属性情報をExcelに書き出して編集し、ARCHICADに戻す機能が搭載されました。防火区画や耐力壁だけを強調表示する機能も。今回のバージョンアップのテーマは「“I”のあるBIM」です。

2016年8月30日
岩の割れ目で切り取られた「キーブロック」があると、トンネルを掘り抜いたときに落ちてくる危険があります。大林組はCIMを使ってこの崩落個所をピンポイントで予知できるシステムを開発しました。

2016年8月26日
情報化施工で使われるバックホー用のマシンガイダンスシステムは1000万円近い投資が必要ですが、北海道の沢口産業は3D墨出しシステムを使って自作し、現場で使っています。コストはナント150万円です。

2016年8月23日
専門工事会社同士で工事の再請け負い先を探すクラウドサービスが始まりました。3万社以上の中から信頼性の高いマッチングを提供します。その仕組みは、工事界の“出会い系サイト”と言っても過言ではありません。

2016年8月22日
日建連はこのほど「施工BIMのスタイル 事例集2016」を発刊しました。79の事例を分析し、現場でBIMを活用する上での成功要因や効果などを惜しげなく公開しています。無料でダウンロードできますよ。

2016年8月8日
福井コンピュータが9月に発売する施工管理システムは、設計値に対する出来形を「ヒートマップ」で見える化する機能が付いています。土工の施工管理も3Dデータによるスマートなものに変わりつつあるようですね。

2016年8月1日
14リットルの農薬を積み、約40分間飛行できるガソリンエンジン付きの大型ドローンが今秋、テラドローンが発売します。価格は300万円程度と安く、パワフルなので、工事現場でのワイヤ設置などに使えるかも。

2016年7月25日
イタリアで巨大3Dプリンター「ビッグ・デルタ」を使ったテクノビレッジの建設工事が始まりました。材料にはナント、現地で調達できる土やわらを使っています。

2016年7月20日
あのソフトバンクC&Sが、工事現場での測量用ドローンシステムを発売することになりました。オートデスクのBIM/CIMソフトをセットにしたパッケージも販売します。

2016年7月14日
活断層や液状化、地下遺構などの「地盤リスク」を3Dで見える化し、現場の突発的な問題発生によるコスト増のリスクを減らすことができます。建機メーカーが建設コンサルの商品を売る時代になりました。

2016年7月13日
杭工事や地盤改良工事は地中で行われるだけに、施工状況を直接、見ることはできません。そこで安藤ハザマは、様々な施工データを、3Dで見える化しました。杭工事の信頼回復にも大きく貢献しそうですね。

2016年7月7日
フジタはFEM解析モデルなどをCIMモデルに自動変換するプログラムを開発しました。応力などの解析結果を、構造物上で見える化できます。解析モデルからCIMモデルを作るという新たな手法にも注目です。

2016年7月6日
施工計画書などを3Dで作れる「3D工事イラストワークス」に、ポーズが自由に変えられる3D人体が収録されました。階段を上ったり土を掘ったりする作業員をリアルに表現できますよ。

2016年6月29日
施主と工務店のコミュニケーションを、Facebookのように気軽に行える現場管理アプリ「スタッコ」に工程表や図面を共有できる機能が追加されました。ウェブ版も登場しオフィスでの利用にも便利です。

2016年6月27日
ライカ・ジオシステムズはクローラーで走行する無人車両に3Dレーザースキャナーを搭載した点群計測システムを開発しました。時速25~35キロで走行し、45度の坂を登れるほか、10時間の連続稼働ができます。

2016年6月22日
ベステラは朝日航洋とコラボし、東京スカイツリー周辺を地上型レーザー、車載レーザー、航空レーザーで計測した点群を合体させることに成功しました。スカイツリー上部のアンテナも精密に3D化されています。

2016年6月14日
ドローンにレーザースキャナーを搭載し、空からダム現場を短時間で高精度に測量しました。写真測量と違って草木の下に隠れている地表面の形も3D計測できます。30kgの荷物が搭載できるドローンが使われました。

2016年6月13日
山岳トンネル工事で発破用の孔を掘る削孔作業が、これまでの4人から1人になりました。削孔スピードも2倍になり、削孔作業の労働生産性は8倍に上がりました。鹿島ではトンネルの無人化施工も目指しています。

2016年6月10日
北海道奈井江町の砂子組は情報化施工を社内で積極展開するため、全社組織のICT施工推進室を設置しました。社内のノウハウや技術を共有し、土木だけでなく、建築や炭鉱事業まで情報化施工を積極展開していきます。

2016年6月8日
国交省が推進する「i-Construction」に対応できる技術者を育成するため、トプコンは「神戸トレーニングセンタ」を開設しました。建機を実際に動かしながら情報化施工を学べます。

2016年6月6日
和歌山県内で建設中の京奈和自動車道雄ノ山高架橋の工事現場では、ナント、ドローンを使って現場の紹介ビデオを作りました。タワークレーンの運転士に空中から迫るなど、ドローンカメラマンの本気度を感じます。

2016年6月1日
ドローン本体やバッテリー、コントローラーなど様々なものをコンパクトに収納し、背負って運べるバックパックがサンワサプライから発売されました。3辺の和は約60cmなので、機内持ち込みも大丈夫そうですよ。

2016年5月30日
タブレットと測量機を連携させ、遠隔操作するだけで、1人測量が可能になりました。しかも2人1組で作業する場合より時間は30%以上も短縮。そして無人測量の機能もある、驚きのシステムです。

2016年5月27日
一見、従来のラジコンヘリコプターのように見えますが安定性抜群。その秘密は二重反転ローターでした。10kgの荷物を搭載し、50分間飛べます。お値段は意外にもリーズナブルでした。

2016年5月18日
アポロ計画の宇宙服に使われた「生命維持装置」を思わせる本格的な熱中症対策システムが登場しました。作業服の中に水冷式の服を着て、凍ったペットボトルの水を循環させます。現在、クラウドファンディング中です。

2016年5月11日
日建連がこのほど無料公開した2016年版の「施工CIM事例集」は、昨年版を大幅に上回る48事例が収録され、パワーアップしました。モデル構築費用まで紹介。よくぞここまで書いてくれたと感謝したくなります。

2016年5月9日
清水建設はバックホーに3Dスキャナーを搭載してコンクリート表面を計測。ダムコンクリートの締め固め完了時期を自動判定するシステムを開発しました。ダム工事もi-Construction化が進んで来ました。

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