施工
2018年3月16日
資材を吊り上げる場所と下ろす場所をCAD上で指定するだけで、ブームの起伏や旋回が自動的に行えます。今後は上下方向の自動制御も開発を行い、近い将来、ビル現場のCNC位置決めロボットとして進化しそうです。

2018年3月15日
原材料の山を、スマホやビデオカメラで撮影し、3Dモデル化して体積を量る技術を大成ロテックと富士通アドバンストエンジニアリングが開発。実証実験を始めました。

2018年3月12日
カーナビやスマホのBluetooth電波で、高速道路の工事区間を通過する所要時間を計測するシステムをNEXCO中日本が開発しました。遊園地や空港などの待ち時間計測にも使えそうです。

2018年3月9日
AR(拡張現実)用のゴーグル型コンピューター「HoloLens」を使って、側溝の設置工事を丁張りレスで行うことに成功しました。水糸などが邪魔にならず、カーブしている現場でもラクラク施工できます。

2018年3月2日
ビル鉄骨の組み立て時に、鉄骨の位置や傾きなどの調整作業をIoT化することにより、約40%の時間短縮、約30%のコスト削減を実現しました。「建方エース」を使った作業がさらに「キング」へと進化しました。

2018年3月1日
鹿島、NEC、オリンパスはステレオカメラで鉄筋を3Dモデル化し、鉄筋径や間隔、本数を自動的に計測するシステムを開発しました。3人で90分かかっていた準備・計測・検査が1人で30分に短縮されます。

2018年2月26日
膨大なサイズの点群データを、自動的にBIM/CIMモデル化するソフト「EdgeWise」を持つ米ClearEdge3D社を、トプコンが買収しました。建設IoTの実現へと、また一歩近づきました。

2018年2月23日
赤外線センサー付きのスマートフォンを持って現場を歩き回るだけで、地形をスピーディーに3Dデータ化できるアプリです。データをパソコンにメール送信すると、土量計算も可能です。

2018年2月22日
毎日、土工作業が終わった後にドローンを飛ばし、当日中に土量算出までを完了できます。スピードアップの秘密は、GPS測位機能付きの対空標識にあります。建設会社ならではのドローン活用術です。

2018年2月21日
現場で働く職人の心拍数、歩数までをリアルタイムに把握し、安全管理などを行う「建設現場IoTプラットフォーム」をNTTドコモが開発しました。BIMやAIとも連携し、ムダのない現場を実現します。

2018年2月20日
直径10mmの小石でも、移動や落下を見逃さず、大きな崩落を予知します。市販のビデオカメラやノートパソコン、警告灯などごく普通の機器で構成され、タブレットによる遠隔操作や監視も可能です。

2018年2月19日
重機から送られてくる立体映像を見ながら、ブロック積みやがれきの撤去などがスムーズに行えました。画像データの伝送には第5世代通信「5G」が導入されました。3D-4K-5Gによる遠隔操作は日本初です。

2018年2月16日
デジタル「eYACHO for Business」の最新版では、元請けと協力会社の間で瞬時に連携できるようになりました。今後は現場のIoT化に向けてAIやロボットとの連携も進んでいきそうです。

2018年2月14日
静岡県交通基盤部は、工事の際に計測した生の点群データをデータベース化し、無償公開するウェブサイトを運営しています。筆者も実際に点群をダウンロードしてその中身を見てました。

2018年2月8日
バックホーで土をひとすくいするごとに、その重量を精密に測定できる新兵器が登場。群馬県渋川市に本社を置く南雲建設では、ICT建機を5台も所有し、i-Constructionを普段使いしています。

2018年2月6日
今後の建設業革命はほとんど「建設IT技術」にかかっていることを、海外のコンサルタントや企業が占っています。日本のBIM/CIM活用やi-Constructionもガラパゴスの心配はなさそうです。

2018年1月31日
80mまでの水深を、マルチビーム測深機で測れる無人ボートが国産技術によって開発されました。誰でも簡単に港湾やダム湖などの深浅測量が行えます。人間と無人ボートの“二人三脚”で生産性は2倍になりました。

2018年1月29日
1月23日に噴火した草津白根山の新噴火口を、パスコが人工衛星からの撮影しました。普通のカメラではなく、合成開口レーダー衛星を使ったので、雲や噴煙の下を“透視”するようにくっきりと撮影できます。

2018年1月24日
点群データを見たり測ったりするソフト「InfiPoints」がVR用ゴーグル、Oculus Riftに対応しました。複数の人が点群内に入り込み、バーチャルな世界での会議も行えます。

2018年1月18日
東日本大震災の被災地で、除染土のうを中間貯蔵施設に運搬する運転手をVRで教育するシステムが開発されました。重大事故や未体験の道をバーチャルに体験しておくことで、実際のトラブルを未然に防ぎます。

2018年1月16日
東欧、ベラルーシの道路機械メーカー、STiM社は時速20kmで走行しながら薄れかかった道路の白線をピカピカに補修できる機械を開発しました。このほか無人で白線引きをするマシンも開発しています。

2018年1月12日
ミニショベルにも3Dマシンコントロールが装備。ただ、3Dデータで制御するのはバケットではなく、ブルドーザーのような排土板です。アングル、チルトも付いていて精密なすり付けもできそうです。

2018年1月10日
経験と手間ひまがかかる点群データ処理をアウトソーシングできるサービスを、トプコンの子会社が開始しました。地上型3Dスキャナーやドローンのデータを、専用ソフトで処理し、納品してくれます。

2017年12月25日
現地で録音したデータをAIで分析し、特定の鳥の鳴き声が含まれているかどうかを自動認識するソフトを富士通九州ネットワークテクノロジーズが開発しました。将来は「鳥のIoT化」が実現するかもしれません。

2017年12月20日
AR技術を使って、現場の壁や床などにスマホ画面を通して仮想メモを張り付けられるアプリが開発されました。仕上げ検査などに使うと、手軽に不具合箇所などの情報共有が行えそうです。

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