測量・計測

2021年9月16日
管理人のイエイリです。 プロノハーツ(本社:長野県塩尻市)と言えば、LiDAR(赤外線3Dスキャナー)機能付きのiPhoneやiPadで、点群計測を行うアプリ「pronoPointsScan」の開発元として知られています。 2020年9月にiPad Pro版をリリースしたのをはじめ、翌10月にはiP […]

2021年8月27日
管理人のイエイリです。 建物や橋梁などの完成形状や寸法を確認する「出来形計測」では、公共座標系を使った3Dデータとして記録しておくと、なにかと便利です。 ただ、公共座標系による3D測量には、RTK-GNSSという高精度の衛星測量を行う必要があり、基地局の設置や高価な位置情報サービスの利用など、手間ひ […]

2021年7月26日
管理人のイエイリです。 クモノスコーポレーション(本社:大阪府箕面市)といえば、コンクリートのひび割れ幅や杭などの傾きを遠くから測量機器で計測する技術で知られています。 同社は3Dレーザースキャナーによる点群計測にも強く、これまでインフラ構造物やスポーツ施設、歴史的建造物、文化財など2500件以上の […]

2021年7月9日
管理人のイエイリです。 最近、建築業界で需要が増えている大型物流倉庫や工場、商業施設、病院などは天井が高い部分が多いため、工事現場では数多くの高所作業車が使われています。 広い現場だと空いている作業車がどこにあるのかを探して来るのもひと苦労です。おまけに余っているところには余っていたりします。 しか […]

2021年6月16日
管理人のイエイリです。 iPhone 12 ProやiPad Proに搭載されているLiDARによる点群計測機能は、「建設現場でも十分、実用に使える精度」と、多くの建築・土木関係者が評価しています。 例えば、土木工事でiPhoneの点群計測機能を活用する、北海道のある建設会社の技術者は「鉄筋などの点 […]

2021年6月1日
管理人のイエイリです。 スパイダープラス(本社:東京都豊島区)の図面管理・情報共有システム「SPIDERPLUS」の強みの一つは、現場で使う風量計や水圧計など様々な測定機器とタブレットを連携し、計測データを直接、検査データとして取り込めるオプション機能にあります。 しかし、デジタル化されていないデー […]

2021年5月31日
管理人のイエイリです。 出光興産徳山事業所でこのほど、高さ150mの煙突内部でドローンを飛行させて、点検が行われました。 ドローンによる点検と言えば、デジタルカメラや赤外線カメラ、レーザースキャナーなどが知られていますが、このドローンの上部には、なんやら見慣れない装置が搭載されていました。 この装置 […]

2021年5月28日
管理人のイエイリです。 工事現場で作業員などの位置把握や、MR(複合現実)/AR(拡張現実)活用などを行おうとすると、リアルタイムな位置計測が欠かせません。 しかし、GNSS(全地球測位システム)の電波が届かない屋内や、見通しが悪い場所などで、作業員などの現在位置を手軽に計測する方法については、決定 […]

2021年5月26日
管理人のイエイリです。 山岳トンネル工事でも、各種データを活用したICT(情報通信技術)やAI(人工知能)化が進み、従来の“KKD”(経験、カン、度胸)の世界からの脱却が進みつつあります。 西松建設はこのほど、ジオマシンエンジニアリング(本社:東京都荒川区)と共同で、下の写真のような計測台車を開発し […]

2021年3月26日
管理人のイエイリです。 1回のシャッターで周囲空間の全天全周をぐるりと静止画や動画で撮影できるリコーの360°カメラ「RICOH THETA」は、工事現場や現地調査などでも大人気です。 360°写真や動画をクラウドサーバーにアップしてプロジェクト関係者と共有できる「RICOH360 Projects […]

2021年3月9日
管理人のイエイリです。 東京大学発のスタートアップ、ARAV(本社:東京都文京区)は、テレワークを想定した建設機械の遠隔操作や、自律運転の技術を開発しています。 同社はこのほど、ビスペル(本社:静岡県富士市)と共同で、油圧ショベルによる掘削から、ダンプトラックへの積み込みまでを自律的に行う実証実験に […]

2021年3月8日
管理人のイエイリです。 インフォマティクス(本社:神奈川県川崎市)は「Microsoft HoloLens2」や「Trimble XR10」といったMR(複合現実)デバイスで、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)モデルを見られるようにするソフト「GyroEye Holo」を開発・販 […]

2021年3月4日
管理人のイエイリです。 ライカジオシステムズと竹中土木は、盛り土工事の品質管理を高精度化しようと、画期的な転圧管理システム「Dual Mast Roller(デュアルマストローラー)」を開発しました。 振動ローラーの鉄輪の両側に2本のGNSSアンテナを立て、ライカのGNSS受信機「Leica iCO […]

2021年2月24日
管理人のイエイリです。 地下を掘削する工事で欠かせないのが土留め壁の安全管理です。 特に向かい合った土留め壁を、突っ張り棒のように支える「切り梁」にかかる力が過大になると、土留め壁が崩壊する原因にもなるので、軸力を常時、計測・監視することが重要です。 これまでは切り梁に突っ張り力を加える油圧ジャッキ […]

2020年12月7日
管理人のイエイリです。 NTTデータは2014年から光学センサーを搭載した光学衛星による「AW3D全世界デジタル3D地図」を提供しています。 ただ光学衛星は、雲や煙があるときは地上の画像が撮影できないという弱点がありました。 そこで同社はフィンランドの小型レーダー衛星会社「ICEYE社」と業務提携を […]

2020年8月17日
管理人のイエイリです。 国土交通省の「i-Construction」施策では、道路や堤防などの3Dモデルを使って建設機械を自動制御し、盛り土や切り土を施工する「ICT土工」が行われています。 このとき、建機の位置を計測するのにGNSS(全地球測位システム)を使いますが、精度を数センチメートル程度まで […]

2020年7月1日
管理人のイエイリです。 人工衛星からの電波を使って誤差数センチメートルの測量を行う「RTK-GNSS」は、これまではICT建機による施工など、大がかりな作業への活用に限られてきました。 その理由は、現場に数百万円もする機器を使って位置補正情報を取得する「基地局」を設置する必要があり、使用開始まで1時 […]

2020年6月1日
管理人のイエイリです。 下水道管の敷設工事では、下水を確実に流下させるため、正確な勾配の管理が求められます。 一方、最近の下水道管は小口径の比率が増えており、マンホールも小型化が進んでおり、勾配を管理するパイプレーザーも小型化が求められています。 そこでトプコンは、所定の勾配や方向にレーザー光線を照 […]

2020年4月23日
管理人のイエイリです。 ドローン(無人機)による測量では、地上に既知点となる「対空標識」を置き、これが写真に写り込むようにして空撮を行います。通常の対空標識は、地上に置いた後、トータルステーションなどでその位置を測量して回る必要があります。 その点、エアロセンス(本社:東京都文京区)が開発、販売する […]

2019年11月27日
管理人のイエイリです。 通称“杭ナビ”と呼ばれるトプコンのレイアウトナビゲーター「LN-100」は、測量用のプリズムを自動追尾するトータルステーションと同じような性能をもちながら、1人で扱える手軽さを備えています。 そのため、現場では測量機というよりも工具感覚で使われることが多いのが特徴です。 LN […]

2019年9月6日
管理人のイエイリです。 工事で道路を掘り返すときに欠かせないのが調査です。まず道路管理者や埋設管を管理する上下水道・ガス・電気・通信などの事業者が持つ台帳をチェックして、どんな埋設物がありそうなのかを調べます。 しかし、台帳だけだと道路に対する位置がずれていることもあるので、現場では「試掘調査」が欠 […]

2019年6月5日
管理人のイエイリです。 カーナビに搭載されているGNSS(全地球測位システム)システムのように、衛星からの電波を受信するだけでは数メートルの誤差が出てしまいます。 そこで測量などには「RTK-GNSS」という方式が用いられ、位置がわかっている「基準局」でもGNSS衛星からの電波を受信し、そこから「補 […]

2019年3月25日
管理人のイエイリです。 既存建物のリニューアル工事を行う際に欠かせないのが現地調査を行って、現状の図面を作成することです。竣工図が残っていても、実際の建物と状況が違っていることがよくありますからね。 そこで、これまでは建物各部の寸法をメジャーテープやレーザー距離計などを使って、数多くの「点と線」を長 […]





