測量・計測

2024年4月16日
現場に設置されたスリーブ管の集合体をスマホなどで撮影すると、正面から見た画像に変換し、BIMデータと照合。わずか数秒のうちに5mm以下の精度で設置位置を計測します。ARマーカーなどの設置も不要です。

2024年4月8日
iPhoneに取り付けるだけで、RTK-GNSSを使ったセンチメートル級制度の測量機に変身。写真や点群の位置情報も高精度で管理できます。ナビゲーション機能で、以前撮影した場所まで案内してくれます。

2024年4月5日
8台のカメラと2台のLiDARを備え、従来のMMSと同程度の精度でありながら、価格を10分の1に。インフラ事業者が普段使いして、色付き点群データや画像で自社施設をデジタルツイン化できそうです。

2024年4月4日
ニコン・トリンブルがあの3Dモデリングソフト「SketchUp」を発売。3Dモデルを3Dレーザースキャナーや測量機器、MRデバイスと連携し、建設現場で日常使いできる施工管理ツールになりそうです。

2024年3月18日
iPhoneのLiDAR機能を使って、建物の室内を3D計測するアプリ「Scanat」に、曲線の周長を測れる「曲面計測機能」が追加。トンネル補強工事や曲面壁の壁紙張りなどに役立ちそうです。

2024年2月26日
Matterport Pro3に高密度な点群を計測できる「高密度スキャン機能」が登場しました。従来に比べて点群の密度は約6倍となり、より精細なデジタルツインが作れます。各種プラグインも登場。

2024年2月15日
エッジAI付きのステレオカメラ「SiNGRAY Stereo PRO」のメーカーであるHMSが、配筋検査自動化システムを開発中。建設RXコンソーシアムと連携し、国交省からも2.9億円の補助金を採択。

2024年2月6日
山岳トンネルの工事中に、地山の変形を計測するプリズムを、リモコン操作で地山内に引っ込ませる装置を開発。発破などでの破損を防ぐため、高所作業車による設置・撤去の繰り返し作業が不要になりました。

2024年2月2日
施工前後に、壁面にチェック柄を投影し、デジタルカメラで撮影して厚さを求めます。NHK財団の高度な映像処理技術を建築分野に活用する研究の一環として開発されました。2024年度中の実用化を目指します。

2024年1月16日
橋桁の数ミリのたわみを、100m離れた場所から飛行中のドローンで高精度計測することに成功。橋桁の両端と中央部にマーカーを設置して画像を補正し、モアレしまを発生させて高精度な計測を実現しました。

2023年12月25日
一見、普通のセパレーターですが、内部にセンサーや発信機が入っており、型枠内のコンクリート温度や湿度、圧力などをWi-Fi経由で無線送信します。繰り返し使えて、コンクリ内部にセンサーなどが残りません。

2023年12月15日
JR東海は、歩や近接目視で行っている東海道新幹線の架線点検作業を、営業用列車で行える装置を開発。2027年以降に運用を開始する予定です。検査速度は徒歩から時速300kmへ大幅に高速化されます。

2023年12月8日
超小型のミリ波レーダーアンテナを搭載したドローンから、タイル壁面にレーダー波を照射し、タイル裏の空洞を超高速で検知できます。ドローンと地上の制御装置はケーブルで接続され、長時間の検査が可能です。

2023年11月13日
道路下に埋設されている通信用光ファイバーで、クルマの振動を検知して車速や積雪状況をリアルタイムに把握、除雪が必要かどうかを自動的に判断します。世界で初めて、光ファイバーによる除雪判断に成功しました。

2023年10月11日
高速道路の路面点検車に3Dステレオカメラや青色LED照明を搭載し、データ処理を自動化。測定要員が3人から2人に減り、夜間作業を昼間に行えるように。維持管理の生産性向上と働き方改革を実現しました。

2023年9月29日
既存の水位計のセンサー、通信方式、固定治具を革新。下水道のマンホールの水位計測を手軽に行えます。流量計算によって「不明水」が流入している損傷個所を効率的に発見でき、内水氾濫の予測も可能です。

2023年9月21日
iPhoneでクラックを撮影すると、15秒後にクラウド上で稼働するAIシステムが幅割れの形や最大幅を計測し、結果を送り返してくれます。スケールを当てて肉眼で計測するという手間ひまがなくなりました。

2023年9月20日
山岳トンネル工事の現場で、日々行われている切羽の計測作業や写真撮影を、自動化するロボット台車の開発に成功。周囲の重機、人間などを自動認識し、駐機場所から切羽までを自動運転により移動します。

2023年8月22日
1人墨出しなどで使われているトプコンの「杭ナビ」が、本格的な3Dマシンコントロールシステムに対応。ICTブルドーザーやICTモーターグレーダーの自動制御に使えるように。建設現場のDXを推進します。

2023年8月4日
高架下現場をデジタルツイン化するため、四足歩行ロボット「Spot」を自動巡回させて現場の映像を撮影。人間が撮るのにくらべてブレや漏れがないため、映像撮影時間は最大30%も削減さました。

2023年7月27日
2700m2の既存ビル内外をMatterportによって7時間で計測し、翌日には点群データが完成。野原グループの「Scan to BIM」サービスを使ってRevitのBIMモデルを楽に作成しました。

2023年6月21日
工事現場でよく使われているセーフィーのWEBカメラとクラウドに、AIエンジンを組み合わせて交通量調査を提供します。ヒアリングから調査報告書の納品まで1カ月で行うことも可能です。

2023年5月23日
買って使える墨出しロボット「SumiROBO」に床面高さの自動計測機能が新搭載。床工事の出来形管理にも使えるようになったことで、お得になりました。墨出し機能も現場での使いやすく改良されています。

2023年4月25日
iPhoneのLiDAR機能を使って垂直距離や面積・体積など、現場で様々な計測を一人で行えるスマホアプリ「ConstLiDAR」が登場。ポケットのiPhoneが巻き尺やレベル代わりに使えます。

2023年4月14日
赤外線カメラ2台を搭載した「デプスカメラ」とタブレットで、山岳トンネルのロックボルト間隔を1人で計測できます。高所作業車に2人乗って、メジャーで手計測する方法に比べて生産性は2倍に向上しました。

2023年3月31日
3眼3Dカメラで配筋を撮影するだけで、約5秒後に鉄筋径や本数、ピッチなどを高精度に計測し、帳票も自動作成します。検査時間は従来に比べて4分の1に、人数は1人でできるようになりました。

2023年2月9日
ダムの堤体コンクリート端部が「反り上がる」現象を、光ファイバーによってリアルタイムで高精度に計測することに成功。従来の光ファイバー計測に比べて精度は50倍、計測時間は数分から数秒に短縮されました。

2023年1月31日
電気式コーン貫入試験やロータリーサウンディング試験のデータから、地盤のN値や細粒分率を高精度に推定するAIが開発されました。薬液注入工事ではリアルタイムな細粒分率による注入量管理が可能です。

2023年1月19日
資材置き場に設置した3Dセンサーで資材の山を3D計測し、リアルタイムで在庫量を表示します。1台のセンサーで複数の山を管理できるほか、照明がない場所や悪天候下でも計測できる強じんさを備えています。

2023年1月10日
施工管理アプリ「SPIDERPLUS」用に、鉄筋の圧接継ぎ手の外観検査を画面上で行える機能が開発されました。従来のS.Yゲージを使わず、スマホ上に表示された「ガイドライン」で簡単に計測できます。





