環境

2025年11月10日
国土交通省が無料公開する3D都市モデル「PLATEAU」を使い、Webブラウザー上で騒音解析や日影シミュレーションが簡単に行えます。風解析や振動解析なども開発中で今後の拡充が期待されます。

2025年9月30日
建物の仕様が固まっていない計画の初期段階から、建物のライフサイクルCO2を定量的に算定。資材の選定や施工方法、長寿命化なども含めた多角的なCO2削減策を検討できます。

2025年9月18日
レンタルのニッケンは、建設機械などにセンサーを取り付け、リアルタイムに建機ごと、現場ごとのCO2排出量を把握できるシステムを開発。すでに複数の公共土木現場で使わています。CO2排出量の定量的把握が、ビジネスになってきました。

2025年4月28日
カーボンニュートラル実現を目指して、現場で使われる電動建機の電源として、巨大なモバイルバッテリーの実証実験を行いました。バッテリーだけで1日8時間のクレーン作業が行えることを確認しました。

2024年10月30日
自分で調べると面倒な各建材のCO2原単位やCO2削減率などを、同じ指標でデータベース化。検索やランキングなどが簡単に行えます。CO2原単位の指標などのデータは、各部材ごとに自社基準を設定できます。

2024年8月30日
建設現場用の濁水処理装置に、IoT遠隔監視システムを取り付け、クラウド上で一括管理できる新製品のレンタルが始まりました。管理者は何度も装置を見に行く必要はなく、異常発生時にはメールが届きます。

2024年8月23日
LibWorkは、土壁を施工できる建設用3Dプリンター「CRANE WASP」を日本国内で販売し、保守やメンテナンスも行っていくことを発表しました。日本の3Dプリンター建設が前進しそうです。

2024年8月22日
これまでのZEB仕様決定作業は、詳細な図面や設備機器のデータベースで詳細な計算を行う必要がありました。三井住友建設はこの作業を単位面積当たりのエネルギー値に置き換え、作業時間を大幅に短縮しました。

2024年4月10日
日産リーフの中古リチウムイオン電池を2個使って、工事現場用の可搬式蓄電池を開発。一度の充電で4人家族が3日間使う電力を供給できます。太陽光パネルをつなぐと、CO2排出量ゼロで解体工事が行えます。

2024年4月2日
東急建設は3カ所の現場にEVとEV用充電器を設置し、1台当たり毎年1.67tものCO2排出量を削減を実現します。EVは三菱オートリース、充電器はENECHANGEが使用実態に合わせて提供します。

2024年3月19日
工事現場に設置する騒音・振動計をクラウド化し、リアルタイムにデータを共有できます。騒音や振動の傾向から将来を予測し、設定値以上の発生が発生しそうな時は重機オペレーターにアラートを送信します。

2024年2月20日
AIによって現場で発生した汚濁水の濁度やpH、土粒子の状況を監視・判定し、水質に合わせて各種処理剤を最適に投入してくれます。その結果、濁水処理担当者の管理時間は約36%も短縮れされました。

2023年10月12日
熊本県山鹿市の工務店、LibWorkは3Dプリンターで、高さ1.4mの土塀を"印刷"し、浜田晶則氏の建築作品「土の群島」の完成に協力しました。同社は独自の3Dプリンター住宅計画も進めています。

2023年9月28日
テトラポッドを3Dプリンターで製作。宙に浮いた三脚部分は、鋼製型枠を敷いて造形しました。省人化による2024年問題の解決や、海藻で消波ブロックの"緑化"し、CO2を吸収するブルーカーボンにも期待が。

2023年9月4日
工事振動による電柱の揺れを計測・分析。光ファイバー全長にわたる振動分布を求めることに成功しました。街中の光ファイバーを振動センサーとして活用し、振動分布がリアルタイムにわかります。

2023年7月24日
河川の水面を定点カメラで常時、監視し、油膜などの水質異常を検知すると自動的にアラートメールを送信します。スピーディーな異常発見で、工場排水の汚染などによる被害を最小限に抑えることもできそうです。

2023年7月4日
最大積載量55kgの大型ドローンを使って、沼の中の狙った場所で30リットルもの大量のサンプル水をわずか2分間で採取。海や川の水質や底土の調査を安全に行える新しい調査手法として、活用が期待されています

2023年6月14日
現場で行っていた石こうボードや軽量鉄骨のカッター切断作業を、BIMとプレカットに置き換え、生産性向上と現場からの廃棄物半減を実現。BIMデータの交換には「BuildApp」を活用しました。

2023年6月13日
鹿島が自動化施工システム「A4CSEL」で施工する成瀬ダムでは、建機のムダな動き削減や運転精度の向上により燃料消費量が40~50%も減り、CO2排出量も減ったことが確認されました。

2023年3月16日
豊田市は、課題解決にデジタルツインやメタバースを活用するため、フォーラムエイトと連携協定を締結。デジタルツイン構築や3D都市モデル、点群などを積極導入します。太田市長が自らメタバースを語りました。

2022年11月28日
大阪・関西万博の建設工事による工事渋滞を緩和するため、工事車両の交通量を予測して分散させる「ピークシフト」を行います。効果が確認されれば、全国の大規模工事にも活用が期待されます。

2022年7月21日
LIXILは既存ビルに後付けできる「太陽光発電ロールスクリーンシステム」を開発。発電した電気はUSBポートから外部に供給し、災害などの停電時には非常用電源としても活用できる。

2022年7月12日
建物の建設に使われる建設資材や、施工時の燃料・電気、そして竣工後の仕様エネルギーをひとまとめにしたレポートを顧客に提供します。建設までのCO2排出量はブラックボックスだったので顧客に喜ばれそうです。

2022年5月26日
金沢工大のやつかほリサーチキャンパス内にスイスABB社製の3Dプリンターを設置し、共同研究を行います。造形材料には硬化時にCO2を吸い込む環境配慮型コンクリートを使用。さらなるエコを目指します。

2021年7月19日
管理人のイエイリです。 様々な重機や工具が稼働する工事現場で大きな騒音が聞こえたとき、どこが原因なのかを探すのは大変です。 音が聞こえてくる方向だけでなく、奥行きもわからないと、改善すべき建機や工具がどこにあるのかがわからないからです。 そこで飛島建設と早稲田大学基幹理工学部表現工学科の及川靖広教授 […]

2021年7月14日
管理人のイエイリです。 来週の金曜日(2021年7月23日)に、いよいよ東京2020オリンピックが開幕します。 今回のオリンピック、パラリンピックで使われる表彰台も、市松模様をベースにデザインされています。 この表彰台は、市松模様を分割したデザインの立方体ブロックからなっていますが、 ナ、ナ、ナ、ナ […]

2021年6月17日
管理人のイエイリです。 コマツは2020年3月、電動式のミニショベル「PC30E-5」を開発。レンタル市場に導入したことを発表しました。(コマツのプレスリリースはこちら) 容量36kWhのバッテリーで、出力18.2kWのモーターを動かす仕組みなので、エンジン車のように大きな騒音や排気ガスが発生しない […]

2019年10月2日
管理人のイエイリです。 建物が世の中に対して果たす責任として、これまでは地球環境保護の視点から「CO2排出削減」がクローズアップされてきましたが、最近、「入居者の健康」に焦点を当てた「WELL認証(WELL Building Standard)」も注目されてきました。 これは居住者に対して建物が、( […]

2019年8月29日
管理人のイエイリです。 最近、17色が放射状に並んだドーナツ型のバッジを目にすることはないでしょうか。 これは国連が掲げる17種類の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)を象徴したもので、略して「SDGs」 先日、取材先の企業の人がこのバッジを胸に付けている […]

2019年7月16日
管理人のイエイリです。 鹿島は、環境ビジョン「トリプルZero2050」を2018年5月に改訂し、「建設現場で発生するCO2排出量を2030年度の時点で2013年度比30%以上削減」を中期的な目標を掲げました。 そして、2050年には鹿島グループの温室効果ガス排出量を2013年度比で80%以上削減( […]





